心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

行灯

No.171 市民文化祭~今年もよろしくお願いします

近所の珈琲店の店長さんにお声かけいただき、 妻は昨年初めて市民文化祭の美術作品展に協力出展しました。 奥まった展示会場の入り口をステンドの灯りで 人目を引くというご意向もあったようです。 ※昨年の様子 私たちはこの市に住んで30年になります。 38回…

No.133 紅色の小紋~絵付け技法に挑戦

フランスで絵付けを学ばれた川崎悦子先生の レース模様の作品は衝撃でした。 ステンドグラス発祥の地で、 養われたのは繊細な和の心だったのではと、 想像してしまう作品でした。 一気に妻の思いに火がついたようです。 この技法を習いたい! 早速川崎先生の…

No.131 新生 『紀の川~薔薇文様の行灯』  

◇両側面が薄墨色の薔薇文様に変わりました。 街の喫茶店 COFFEE SHOP 白樺さんの店長さんから、 市民文化祭への出展をご依頼されました。 大きな会場なので、出展作品は 「紀の川~薔薇文様の行灯」に決めました。 それから、急展開! 「紀の川」は制作され…

No.123 檜山路の灯り(その4)~愛犬かんべえ

檜山路のご夫妻が 保健所からレスキューした保護団体より譲り受けたかんべえは やがて散歩の良き友となった。 可愛がってくれたご主人様のお誕生日の日、 かんべえは亡くなった。 また、妻がかんべえの面を制作していた日だった。 檜山路のご主人様の翌朝の…

No.122 檜山路の灯り(その3)~完成

「檜山路の灯り」が完成しました。 妻の作業ノートには、 全部で663ピース、340時間と記されています。 妻の心のノートには、 日の出町の自然と生き物とイカルの声、 愛犬のももとかんべえ。 それにご依頼主ご夫妻のやさしい笑顔が記されているのでしょう。 …

No112 檜山路の灯り(その2)

作品の図案がようやく上のように決まりました。 今回は、2週間ほど前に3種類の一次デザインを仕上げてから、 ここに至るまでの経過を妻のつぶやきを通してお伝えします。 つぶやき1 (お約束の日に何とか3種類の一次デザインを仕上げて訪問) どんどん畏れ…

No.111 檜山路(ひやまじ)の灯り(その1)

玄関に足を踏み入れた途端、 私も妻も 感激! 幾世代もの長い年月を 住む人とともに歩んできた家屋の温もりに迎えられました。 現役時代、私が親身にお世話いただいた先輩のK氏から 妻はご自宅に合ったステンドグラスをと要望されました。 打ち合わせで初め…

No 95 ジャズを愛された貴方へ ~日本水仙の灯り~

ブログを読んでくださる方と 作品ご依頼の連絡を取り合う中で 「母も一緒に訪ねたいのですが」 そんなご連絡を受けました。 お二人が訪ねて来られたその日、 私は、貴方が若いころから亡くなるまで、 こよなくジャズを愛されたと奥様から伺いました。 お話を…

No 88 紀の川~薔薇文様の小さな行灯

妻はpaleんtte(パレント)の*あとりえ悠*フェアに向けて 「紀の川」の第3弾として「薔薇紋様の小さな行灯」をつくりました。 一作目のパネル、2作目の行灯に比べて、全体的にサイズは小さくなりましたが、 佇まい、雰囲気はやっぱり「紀の川」です。 1つず…

No 87 金魚の行灯

妻のつくったこの行灯は、 青空を背に輝いているのが一番好きです。 私は鯉のぼりを連想してしまいます。 この間4月生まれの孫の満一歳のお誕生会に行きました。 息子夫婦が、鯉のぼりを買ったと言って 庭にポールを立てて泳がせました。 青空に泳ぐさまは気…

No.79  義母の三回忌~クレマチスの行灯

二年前に義母は亡くなくなりました。 妻は昨年、母の戒名を刻んだクレマチスの行灯をつくりました。 母への万感の思いも 月日が供養の祈りに静かに導いてくれたのしょうか。 義母の横には義父の戒名も並んでいます。 灯りを点け、手を合わせると、 義父母二…

No.70 小さな行灯~クレマチス

ー祈りー 私がグリークラブだった学生時代、 グリークラブ自主製作の定演のレコードジャケットの表紙は真っ白だった。そこに妻が絵を描いてくれた。両手を合わせた少女の姿と花々の絵。「祈り」だった。 何十年経っただろうか。妻のつくるステンド作品に私は…

No.69 紀の川~薔薇文様の行灯

8月に和歌山にお納めした「紀の川~薔薇文様のパネル」は妻も私もとても気に入っていました。お納めした翌週から、妻はほぼ同じデザインの行灯をつくり始めました。 和歌山の新築家屋のパネルについてNo.60 紀の川~薔薇文様のパネル~ http://you3113.hate…

NO.53 花 影

どんなことがあっても、また新たに再生できる…冬を越えて一気に咲き誇る桜を見ると、その生命の瑞々しさ、躍動感に励まされます。私は桜が大好きです。桜の季節には様々な思い出や、心に蘇るシーンが数え切れないほどあります。桜をテーマにした小作品をいく…

No.17 悠 久

「藤」に続く、和のステンドグラスの2作目です。 テーマは太古の昔から永遠に繋がる命。モチーフを日本の古典文様に求めて、 不死鳥と花唐草模様を酸抜きしました。 丸いピースの枠は森をイメージしてグリーンをあしらいました。 背景の檜垣模様はキュリアス…

No.5 行灯 「 藤 」

ティファニーランプの製作後、ステンドで和のテイストが表現できないかと憧れ、自分でデザインした二つ目の灯りです。描きたかったのは母の好きな藤の花と日本の古典模様で籠目です。正面は藤の花一つ一つをフュージングして(お窯で焼いて) 立体的なピース…

No.4 京都西陣 ~町家のあかり~

過去に作った「青い藤のペンダント」を見て気に入ってくださった方から新築邸和室の壁掛け照明のご依頼をいただきました。3月にお目にかかり、ガラスサンプルをお渡ししながら、ご相談しました。ガラスだけで見たのと、あかりが入ったのとではずいぶん感じ…