今年も森にクリスマスの夜がやってきました。
あたたかな雪がつもっています。
空をかけるトナカイを見て、うさぎも元気に跳ねてみました。
お友だちのリスさんはそろそろ冬の眠りにつこうとしています。
春になったらまた仲良くしてね。
みんなに幸せなクリスマスの夜が訪れますように…
天使も舞い降りて優しく見守ってくれています。
クリスマスのステンドグラスBOXランプ3作目です。
柊と赤い実で囲まれたうさぎとトナカイはレッドonグリーンの被せガラスに彫りました。
リスはブラウンonクリアの被せガラスを被せ落としでクリアに残し天使は沈め彫りにしました。
壁写りはリスは茶色に光り、天使はシルエットに見えます。
天井は筒型本体の強度を保つために、柊と赤い実の飾りを作りました。
ここに、アロマのお皿をのせることもできます。
季節ごとに作りたかった「うさぎシリーズ」ですが、夏も秋も作れなかったので、うれしくて、楽しくて、一生懸命、夢中になって作りました。
この1年間、元気と励ましをくださったフレンドクラブのお友だちにたくさんの愛と感謝の気持ちを込めて作りました。
ほんとうにどうもありがとうの気持ちでいっぱいです。
写真&文(2009.12) ステンドグラス*あとりえ 悠*
「ユザワヤフレンドクラブ」
この作品は妻がステンドづくりを再開し、ユザワヤフレンドクラブの方々と盛んにやり取りをしていた頃つくられたものです。作品づくりをしながら互いに作品紹介をする中で、妻はフレンドクラブの方々に励まされ支えていただきました。その感謝の気持ちを込めた作品でした。
私は20年程前読んだ研究発表の小さな報告記事が忘れられません。
「とうとう我が校も一人1台のパソコンで学習できる理想の状態になりました。・・・
一斉に課題をやりだしたら一人の子どもがソワソワし、立ちあがり席を離れました。後でその子は、『僕、できたから、友達に見て欲しかった。』ということでした。・・・・」
ハッとしました。人は喜びを他と共有してこそ喜びは増し、その意味が一層明確になります。この子の動きに、私たち人間の心の有り様を深く考えさせられました。
妻にとってユザワヤフレンドクラブは「これ、できたよ」「わー、すごいね」と喜びを共有し合う仲間でした。仲間がいるから頑張れたのです。
仲間に感謝です。(2012.12.14記)