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心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No 94 ウィリアム・モリスの「ルリハコベ」より

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ご新居にステンドを入れる予定でスペースがこしらえてあったお宅の
ステンドグラスを作らせていただきました。
ご依頼主さんのイメージされていらっしゃるものが
あまりに私が大好きなモチーフだったために、
たいへん幸せな気持ちで作らせていただきました。

アーチのデザイン、大きさ、モチーフ決め、ガラス選び…と
ご依頼主さんご自身がなさいました。

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モリスの「ルリハコベ」はコーヒーカップを持つほど大好きな図柄でしたが、
モリスのデザインがあまりに完璧なためにモチーフを抜き出して
好き勝手にアレンジすることはきわめて難しいことでした。

白い花(チューリップ?)はできるだけそのままトレースし、
葉はあちこちからラインを抜き出して繋げ、
なんとか雰囲気を残せるように努めました。

フィッシャーやランバーツ、サンゴバンなど稀少なアンティークガラスを
フルに使わせていただき、できあがった作品の光りが通る美しさは最高でした。         

写真&文 (2010.11) ステンドグラス*あとりえ 悠*

 

 ~我が家のコーヒーカップ~

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20年ほど前、妻が買ってきて、

なぜか私に「プレゼント」と言って、

我が家にW.モリスのコーヒーカップが来た。

しかもペアだった。

来客用の5客セットは「モリス没100年記念」だという。

さらに「餞別にいただいた」イヤーズカップは偶然に「ルリハコベ」。

今回我が家にこんなにモリスのカップがあることを知って驚いた。

妻はモリスが大好きなのだ。

 

プレゼントされた頃は分かりませんでしたが、

ウィリアム・モリスのデザインは、

連続文様なのに躍動感が感じられていいなあ、と思えるようになりました。

息遣い、人間味が感じられます。

すみません。ど素人なのに。 

妻もこの連続文様の中の瑞々しが好きなのかな。

そう思って妻の作品をまた見つめました。

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(作品・写真2011年)

この作品を仕上げてから、4年が過ぎました。

妻はモリスをもう1作品つくりたいと思い続けていたそうで、

今2作品目をつくっています。

仕上がりが楽しみです。

 (2014.7.31 記)