心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.168 とお(10)の灯り~その7「栗の灯り試作・ミニランプ」

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日本青年館ホールにお納めする10種の木の灯り。

妻はいろいろな取り組みをしていますが、

栗が生長してイガクリになるや、

イガとの取っ組み合いが続きました。

そして、この試作品ができました。

選ぶ予定のガラスに彫った栗とリスの

灯りを点けたときの映え具合等を見たかったようです。

 

この試作品からどんな本作品ができるか、

傍らで静かに楽しみに待つとしましょう。

 

 

 クリと言えば栗ご飯

 私も妻も栗ご飯が大好きでね。

 

そうそう「檜山路の灯り」の方から

鬼皮をとってすぐ調理できる状態でいただいたもんで

早速栗ご飯にしました。

美味しい!

いろいろ気になるけど・・・、

お昼はちゃんと食べてないからねっ!

自分を納得させてから2杯目。

美味っしい!!

美味しくって困ったもんです・・・

 

 

日本青年館ホール工事現場を見て

妻はいつものことだが、

作品づくりでは

現物そのものとそれがおかれる現場を見る。

決まってそうしている。

作品作りに欠かせないのだろう。

6月に日本青年館の工事現場を道路から覗いた。

しかし、足を踏み入れないと現場ではないらしい。

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 ※現場事務所4階からの撮影 

8月下旬の雨の日、

日本青年館の社長と専務のお二人と

それに設計責任者と工事責任者のお世話になり、

現場を間近に見せていただいた。

やはり道路から見るのとは違う。

私は、雨中に忙しく働く目の前の作業員から、

こうして造られていくんだと実感できた。

妻も雨中の工事現場をじっと見ていた。

 

こんなにお手数をおかけし、

お世話になり、

もう満足してもらえる良い作品を

作るしかない。

 

 (2016.9.18 記)