生まれたばかりの松ぼっくりを食べるリス
かさの大きく開いた松ぼっくり
ピンととんがった松葉
花粉をつけた松の花
そして見守る松の樹皮
何度も何度も
樹木にふれ・・・
息づかいを感じ・・・
ようやく灯りになりました
日本青年館ホール11種の木の灯りに込めた
生きものたちの四季を通しての共生と成長への願い
ホールの舞台に立つアーティストの
成長とさらなる活躍への祈り
この「松の灯り」は
日本青年館ホール完成後
地下1階の連なる楽屋奥の「ピアノ庫」前を照らし、
観客に満足を届ける人々を見守るのでしょう。
ホールにある楽屋などの11の部屋の入り口の使用木材は
部屋ごとにそれぞれ異なり、
松、桂、栗、欅、桜、杉、栃、橅、楢、桐、朴の11種。
この11種の木の室名の掲げられた部屋入り口は
室名の木が使われ、
その木を表現した妻のあかりが照らす設計です。
※冒頭の写真提供:Kさん(妻の工房でステンドを学んでいる方)
(2017.2.17 記)