心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.204 バックヤードツアーご参加、ありがとうございました。

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バックヤードツアーのお陰で、

日本青年館ホールにおさめた「木の灯り」を

大勢の方々に観てもらうことができました。

当日は100名近くの方が指定の時間に集まり

ホール側の案内でホール内をいろいろ見て回りました。

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ホール運営会社佐々木社長の

普段見えないところにも力を入れているので

そういうところもどうぞご覧くださいとのご挨拶に

多くの参加者がうなずいていました。

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妻は一参加者のつもりでいたのですが、

最初の全員の集まりで「木の灯り」制作者として紹介され、

また楽屋のステンドグラス前では説明者になっていました。

突然だったので、

事前のプレッシャーに弱い妻には好都合だったかもしれません。

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参加者の中に、できるなら親子4人で参加したいが、

幼児は多分無理だから自分だけ参加にしますという方が

いらっしゃいました。

ホールに相談したところ、親子室の利用ができました。

防音室で周りを気にせず、音楽を楽しめる素敵な部屋でした。

親子で音楽を十分楽しめたと大変喜ばれ、

その笑顔に、

こちらまで嬉しくなりました。

こういうホールの施設、ことさらにはPRされていませんが、

ありがたいですね。

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当日参加者全員に配られたパンフレットより

 

今回のバックヤードツアー、

参加者には好評だったようです。

先日、お礼のご挨拶でホールを訪ねたところ、

「木の灯り」を見る時間が足りないという意見もあったようで、

またやりたいとおっしゃっていました。

 

我が家から巣立っていった「木の灯り」を

久しぶりに見て不思議に思いました。

楽屋のドア横に取り付けられてまだ3か月なのに、

出演者や関係者を見守る役割を担い、

どの灯りも誇り高く立派に見えました。

作品は作者を離れて、自分の顔になるということでしょうか。

嬉しくもあり、少し寂しいのは嫁いだ娘と同じなんですね。

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バックヤードツアー、

またあるといいなあ。

その時はまたお知らせします。

 

※写真を撮る時間がなく、参加者から寄せられたものも

 利用させていただきました。ありがとうございました。

(2107.11.25 記)