心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.251 モンステラの灯り~いつくしみ

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モンステラ

いつもどこかで見ているのに

気にとめることはなかった

 

モンステラ

見た目には穴の開いたような葉っぱ

ステンドグラスで表現されるとは

私には思いも及ばなかった

 

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妻が作ったこの作品

ステンドグラス6面のモンステラ

椰子の葉とジャノメチョウの硝子彫刻

全体と部分とをながめつ 

撮影し続けて

感じたのは静けさと安らぎ

作品名に浮かんだのは

いつくしみ

 

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いつくしみ…

田舎に桜が咲き始めた頃

伝導所と言われる小さな教会でおこなった妻との婚約式

私達が歌いたい賛美歌として入れていただいたのが

♪いつくしみ ふか~き ともなるイエスは…♪

妻はまだ大学生

♪いつくしみ ふか~き…♪の賛美歌が

教会の周りのしろかきした田んぼにしみ込むように

私達の心にもしみ込んでいたのか…

いつくしみ

 

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この作品を見ていて

穴の開いたモンステラの葉っぱも

作品の主役になっていいのだと思った

妻は

モンステラ花言葉

「希望の光を導く」よと言う

光の当たらないところに 

穴の開いたところから光がさすからだろうか

 

妻はどんな思いで

この作品を作ったのだろうか

妻の祈りの中でうまれた作品

モンステラのように

そのすき間から希望の光を

見る人に注いではくれまいか

 (2019.8.18 記)

No.250「ブログをまだやめないでいます。先生、ごめんなさい」~亡き恩師へ~

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拙ブログNo1「星空のドームランプ」(2012.5.2) 参照→https://bit.ly/1T01Agq

7年前でした。

卒論指導教官として大変お世話になり、

結婚式のご媒酌人にもなっていただいた恩師に

ブログを始めた報告をしようと電話をしました。

「先生、お久しぶりです。お元気ですか。」

「おー、久しぶり。君はどうかね?」

先生の元気なお声に安心しながら、

「先生、家内の作品紹介のブログを始めました。」

と言うや突然!

「ブログ?君もっそんなものをやるのかっ!」

一喝。

さらに そんなものをやるなんて嘆かわしいとばかりに

大学内における若手研究者の情報感覚への危惧や

その時先生が愛読されている古典的な分類学の書の

面白さについて語られました。

私は、学生の頃にはない程に

「はい…はい…」と聞きました。

不思議なことに

定年退職後のこの年で叱られ、

叱られながら、

叱ってくれる人がいることのありがたさを

かみしめていました。

 

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拙ブログNo.100 「鷺草乃原(さぎくさのはら)」(2014.10.10) 参照→ https://bit.ly/1rZHUvO

 

2年前、先生は亡くなられました。

近親者でのお通夜のお清めに出席させていただいて、

私が東京から来た昔の教え子だと紹介されました。

隣席の地域の障害者支援活動をされている方が、

地域の活動は先生の支えがあったからこそ、

続けてくることができたと私に語られました。

ああ、やっぱり先生…

私たち出来の悪い学生とお付き合いくださった先生…

私の6畳間のアパートで深夜までみんなで飲んだ後、

男子学生7、8人の雑魚寝と思ったら、

そのうち一人は先生でした。

 

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拙ブログNo.150  とお(10)の木の灯り ~檜山路にて(2016.4.9) 参照→ https://bit.ly/2TwQGVX

時折、

ブログを書こうとPCに向かうと先生を思い出すのです。

もうあれから7年。

「先生、すみません。出来の悪い学生で…

 先生、まだ、やめてないんですよ、ブログ。」

すると、

「君にはしようがないな。いつもききゃあしない。」

先生の苦笑まじりの声が聞こえてきそうです。

卒業祝いでみんなで飲んだ後、先生、おっしゃいましたね。

「君は将来どうせ、矢尽き、刀折れ、野たれ死だ。

 その時は骨ぐらい拾ってやるぞ。ハハハー。」

“思いっきり生きなさい”との先生のエールと気づいたのは

人生をあれこれ生きてきた50代になってでした。

私の骨を拾うんじゃなかったのですか。先生。

私は気を取り直してブログの画面に向かいます。

ブログで誰かに迷惑がかからないよう、

気持ちを引き締めて。

 

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拙ブログNo.201北斎富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」(2017.9.4) 参照→ https://bit.ly/2IC9jVe

先生、

学生時代一緒にいろいろやったヒロもヤマちゃんも

あっという間に逝っちゃって。

こっちは寂しくなってかないません。

でも、先生、二人に言っておいてくれませんか。

当分そちらで、先生と3人で楽しくやりましょうって。

それから、またみんなで雑魚寝なんていいですよねえ。

そちらでのことになりますけど。

その時は先生、またご一緒にお願いします。

 

合掌

(2019.8.13 記)

No.249 金魚鉢の灯り 

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遊びに行ったおばあちゃんちの町の夏祭り

我が家の子どもも金魚すくいに夢中になったっけ

どこにでもよくある夏だった

 

子どもが夢中ですくった金魚は

持ち帰って金魚鉢の中で泳いでた

 

あのちいさい金魚も

あのひらひらのついた金魚鉢も

どこにいったんだろう

 

遠い昔のひとこまは

心の中にしまい続けていることも

あるんだね

 

私は

あと 何を

しまいつづけているのだろう 

 

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妻と金魚の詩歌を話題にしたら

妻は、これっ!

確かに。


「金魚の昼寝」(作詞:鹿島鳴秋)

 赤いべべ着た

 かわいい金魚

 おめめをさませば

 ごちそうするぞ

 

 赤い金魚は

 あぶくを一つ

 昼寝 うとうと

 夢からさめた

 

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このアンティーク硝子、壁にはこんな影

詩人 八木重吉の娘桃子のこのつぶやき。

父と娘の至福のひとときか。

いや、父にとってのと言うべきだろうなあ。

 

 「金魚」(詩 八木重吉

 桃子は

 金魚のことを

 「ちん とん」という

 ほんものの金魚より

 もっと金魚らしく

 

 

学生結婚した親友に娘が生まれた時

私は「名前は?」と聞いた。

彼は「ももこ」と答え、

八木重吉の娘と同じ名だよ」と

照れながらも嬉しそうだった。

私には今は亡き親友を思い出させる詩に

なってしまった。

 

 

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ベースの足下の影。アンティーク硝子のすごさ。 

思い出や想像の 

静かにわいてくる

ひらひらのついた

「金魚鉢の灯り」

 

 (2019.8.8 記)

No.248 日本青年館ホール「木の灯り」ご観覧(2019.7.12実施)

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右:日本青年館ホールのある日本青年館全景
左上:利用前のひっそりした楽屋廊下と「木の灯り」
左下:この日のご観覧の様子

 2年前竣工の年にバックヤードツアーがありました。

ツアーでは楽屋フロアの灯りも見ることができました。

その後「私も見たかった」とのお声をいただきましたが、

「木の灯り」は出演者しか入れないホールの楽屋に

設置されているため通常は見ることができません。

それがこの度日本青年館ホール様のご厚意により、 

日本青年館竣工2周年記念事業の演奏会に合わせて実現。

「木の灯り」をまだ見たことのない方の中から

ご希望を確認し、55名の方のご案内となりました。

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2階ホワイエの「感謝」の書と「桐の灯りⅡ」を見学

当日はあいにく降り続く雨の中でしたが、

お申し込みのお客様みな様が

ご出席くださいました。

みな様が雨の中お越しくださいましたことに

妻と感激しました。 

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楽屋前の「木の灯り」を自由観覧。

お友達、ご夫婦、親子などでのご参加が多く、

お互いに「灯り」を指さししながらの笑顔。

また楽しそうな会話が廊下内に弾んでいて、

もうそれだけで、妻も私も感激!

ご案内できて、ご覧いただいて、本当によかった!

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みな様をリハーサル室にご案内

ご観覧しているうちに廊下が少し蒸し暑くなり、

みな様全員を冷房をきかせたリハーサル室にご案内しました。

内緒にしていたので、みな様には突然だったのですが、

その場で男声合唱のプレゼントをさせていただきました。

私の大学時代のグリー仲間4名による

妻の好きな「雨」(八木重吉詩)、

2曲目を「遙かな友に」。

その後半はハミング。その中で、

「みな様、今日は本当にありがとうございました。」 

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ご観覧の皆様に男声合唱「雨」「遥かな友に」のプレゼント

日本青年館ホール様、ありがとうございました。

ご観覧の皆様、ありがとうございました。

受付等お手伝いの皆様方、ありがとうございました。

グリー仲間の皆様、ありがとうございました。

 

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日本青年館公益事業部のSNS投稿写真より拝借 

お越しくださいました皆様は「木の灯り」ご観覧後、

日本青年館竣工2周年記念事業の

「イチェリスティコンサート」を楽しまれました。

私もチェロ四重奏を聴くのは初めてでしたが、

静かに奏でる4台のチェロの音色に魅了されました。

この日参加された皆様は

この2周年記念事業のチェロ四重奏にも

大いに満足されてました。

 

 

その夜から翌日にかけて多くの方々から、

感謝のお声をたくさんいただき、

妻と良かったねと喜び合っていました。

そのうち妻が、でも青年館ホールのおかげね、と

しきりに言いはじめまして、私もそうだね…

妻と私は日本青年館ホール様からお声かけがあったので

「木の灯り」ご観覧を実施できました。

「イチェリスティコンサート」ご招待券は

日本青年館ホール様からご招待券を頂いたので

皆様にお送りすることができました。

故にこの企画のお礼の先は日本青年館ホール様です。

もし、いつか機会がありましたら、

私たちにくださったお言葉とお気持ちを日本青年館ホール様に

お伝えいただければ嬉しく思います。

妻と私も、みな様のお気持ちを

改めて日本青年館ホール様にお伝えしなければと思いました。

 

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今回の「木の灯り」ご観覧に向けて、

フォトブック「木の灯り」を作成しました。

11の「木の灯り」を制作した妻の思いの表れた1冊。

吉祥寺「パレント」、隠れ家カフェ「ローズ亭」、

「あとりえ悠」にて販売(1冊1000円)しています。

(2019. 7 . 23 記) 

※今回の写真の多くは、

 この日参加された方の撮影によるものです。

 ご提供、ありがとうございました。 

No.247 「ゆら~り金魚 」  興和ステンドグラスのみな様 ありがとうございました

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水面(みなも)に交差する日の光

水中をゆらゆら

親子の金魚…

 

 

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水中を ゆらゆら

水草2本

 

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ふわっ ふわっ 

キラ キラ 波紋

 

 

 

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ゆら~り ゆら~り

夜ですよ

親子の 金魚さん

 

 

Ⅰ 硝子 

    今回紹介の作品で使用した硝子は、渋谷の興和ステンドグラスでいつもお世話になっているお店の方から、「店の奥からこんな硝子を発見しましたよ。使ってみませんか。」と妻がお声かけいただいて購入した硝子です。隅にはドイツのフイッシャー社1977年制作のラベル。見た目は黒いだけの硝子ですが、青のクラッケル(ヒビ)に赤被せの硝子。一見黒いだけの硝子故に、今まで40年以上片隅に眠っていたのでしょうか。

    この硝子、当時はそれほど高価格ではなかったようですが、フィッシャー社が廃業した今は、ビンテージものでしょうね。今これと同じ硝子を他に探そうとするとどうでしょうか、恐らく手に入らないでしょうね…

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※一見すると黒色の硝子(左) 光を通すと赤(右)

 

Ⅱ 金魚

    妻はこの貴重な硝子を得たときから、金魚の作品を考えていました。できた作品を見てこれはすごい、硝子と作品がぴったりと思いました。光のあたり方で金魚が水中にいるように見えます。不思議な硝子です。時には水面がゆらゆら見えます。水面は赤の被せ部分を削って出したもので、金魚は削らないで残しての表現だそうです。それにしても、すごい硝子に出会いました。

   ああ、水を得た金魚、幸せかもね。

 

 

Ⅲ 興和ステンドグラスで働かれているみな様 ありがとうございました

    興和ステンドグラスの業務は7月をもって終了というお知らせに、妻は驚きとともに途方にくれました。妻と同様の人がきっと大勢いらっしゃると思います。妻はこの20年程渋谷の興和さんに出向き、硝子、材料を求めてきました。お店の上階の絵付け教室にも通いました。妻がこうしてステンドを続けられたのは興和さんのお陰です。それは興和で働かれているみな様がいつも丁寧に優しく対応してくださったからです。運転手の私にも親切でした。また、みな様のステンドを扱う高度な専門性には信頼をして頼ってきました。妻は興和に行った帰りはいつも制作意欲満々になって帰りました。

   妻と私にとって、お店がなくなるのは何とも寂しくてなりませんが、働かれているみな様のご健康を心よりお祈り申し上げます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

(2019.6.30 記)

 

No.246 生かされて紡ぐ「あとりえ 悠」の作品~其の1 「迷い」と「決断」

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北斎の波のステンドグラス」(2017年制作)
 人とともに生きることの喜び、時に悩み、苦しみ。幾重にも寄せるそんな波に身を浸して私たちは生きているのでしょうか。どうしようもない大きな迷いの渦に巻き込まれた時、一歩を踏み出す決断は、案外まわりの人の一言だったりするのかもしれません。今日も忙しくステンドグラスを作る妻を見ていると、十余年前体調を崩して苦しんでいたのは私には遠い昔のようであり、つい昨日のようでもあります。ただ今まで妻とかかわってくださった大勢の方々に、妻を支え励ましていただいたことへの感謝の気持ちだけはいつも変わらずいっぱいであふれそうになります。

 感謝の気持ちを記憶と体力のあるうちに「生かされて紡ぐ『あとりえ 悠』の作品」としてまとめてみようと思いました。ご笑覧いただければ幸いです。

其の1 

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「パンジードーム」(1999年制作)

妻が若かった頃、

お向かいの奥様からステンドグラス教室に誘われました。

妻は相変わらず教員の仕事に夢中のまま…

それから、10年。

「人はそうやって何もしないまま時間は過ぎるのよ。」

また誘われて、

妻のステンドグラス作りが始まりました。

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「ピオニー」(1998年制作)

当初妻はティファニーランプを作っていました。

私はその作品に全く興味がありませんでした。

世界中の人が同じ型紙で作品を作るなんて…

どんな意味が?

妻を理解しようとしない亭主の典型だったその頃の私。

(その頃…? 

 まあ理解と言われると、今でも自信はないのですが…)

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行灯「藤」(2001年)

妻は忙しい教員の仕事の合間に行灯「藤」を作りました。

驚きました。和風のステンドグラス、いいなあ。

初めてそう思いました。

この作品はユザワヤ創作大賞で銅賞でした。

長い間「木目込み人形」を教えている妻の母が、

初出品の受賞に驚きながら、とても喜んでくれました。

妻はこの頃から、

日本人の好きなモチーフで、

日本家屋にあったステンドグラスを意識していました。

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行灯「藤」(2001年)


それから程なくして、

妻はステンドを作らなくなりました。

買い込んだ硝子も全部捨ててしまいたいと…

やりがいのある教員の仕事と引き取った母の介護。

その狭間で苦しみ、

無理をして体調を崩してしまいました。

もう一度学校で子ども達とふれあいたい。

願いの叶わないまま退職。

妻の無念さを息づかいで感じながら、

私はその当時校長職で、自分の仕事優先。

妻が苦しんでいるのに、

肝心な事は何もできないままでした。

床を重く漂うような時間の中に妻をおいて、

私は仕事に出かけていました。

 

たまの休みに二人で、

遠くの山に行ったり旅行に行ったりすると、

妻は元気が出ました。

山の中の木々をわたる風を感じると、

ここでは深呼吸ができる…

せせらぎにかかる木橋を渡ろうとすると、

人の手の入らないこの音がいい…

流れる水の心やさしいリズムを、

ただ静かに聴きました。

自然はいいねえ…

ふっともれるつぶやき。

ふたりでうなずいていました。 

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「鷲のパネル」(2006年飛田邸)

私がどうする事もできないままのそんな時、

市内に転居してきていた中学校の同級生の飛田さんが

新たにお家を作ることになりました。

そして、妻は飛田さんからこんな事を言われたそうです。

「我が家に悠子さんのステンドをいれたいの。」

「作ってくれたらだけど…」

作りたい…作れるかしら…

思い悩む妻…

でも、ステンドに妻は向かい始めました。

2年に及ぶブランクの中での再びの歩みでした。

モチーフは飛田さんの長男の描いてくれた鷲。

今にも飛び出しそう鷲でした。

体調を壊して退職して、

もうステンドは作らないと言っていた妻が、

3枚のパネルを作り、納めたのです。 

 

かつての同級生の言葉のぬくもりが、

妻の心をとかしてくれたと、

私は、今でも、何度でも、

思い出すのです。

(2019.6.3 記) ※2019.1.19投稿を一部訂正

 

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No.245 日本青年館竣工2周年事業紹介~「木の灯り」観覧希望者ご招待

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楽屋廊下の「木の灯り」 

日本青年館ホールに「木の灯り」を納めて2年。

この度、日本青年館ホール様から

日本青年館竣工2周年記念事業として

イチェリスティコンサートご招待のご案内がきました。

併せて、*あとりえ悠*関係者には

『木の灯り』のバックヤードツアーもどうぞ

というなんとも嬉しいお知らせもいっしょでした。

前回2017年のバックヤードツアー等を通して

ステンドグラスと*あとりえ悠*作品を愛される方々のお声を

青年館ホール関係者がくみ取ってくださったものと、

感謝しながら妻と喜び合いました。

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 楽屋「杉」の前に取り付けられた「杉の灯り」

そこでこの度*あとりえ悠*として、

イチェリスティコンサートと「木の灯り」観覧ご招待の案内を

*あとりえ悠*のお客様に差し上げることにしました。

申し訳ないのですが、数に限りもありますので、

前回のバックヤードツアーに参加されてない方を中心に

ご案内させていただきました。

前回のバックヤードツアー後、何人ものお客様から、

そういう機会があったら是非参加したいと言われていました。

できるだけ多くの方に見て頂きたいとこのようにしましたが、

前回参加者(100名中*あとりえ悠*関係者65名)の中で、

次はもっとじっくり見たいと思われている方には

本当に申し訳ありません。

ごめんなさいです。

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 楽屋「栃」の前に取り付けられた「栃の灯り」

妻が懸命にご招待の作業をしています。

ご案内の封筒が届いた方は、

お手数ですが同封のはがきで返信くださるようお願いします。

イチェリスティコンサートと「木の灯り」観覧について

ご希望内容に添って後日招待状(チケット)をお送りします。

なお、それぞれ50名様を先着順でのご招待となります。

 

日本青年館竣工2周年記念事業について

イチェリスティコンサート

  7月12日(金)18:30開場 開演19:00

  日本青年館ホール 全席指定

  4つのチェロの奏でるハーモニーを堪能してください。

  ※詳しくは下段のパンフレットを参照ください。

「木の灯り」観覧会

  コンサート前の17:30(集合)~18:20

  日本青年館ホールの楽屋や役員室前の「木の灯り」など

  制作した妻が案内し説明をします。

  普段は出演者以外は入ることのできない場所です。

  撮影タイムも設けたらいっそう楽しく有意義な機会に

  なるかなあ…

  思案中です。

 

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 (2019.5.29 記)