秩父の里山が好きでよく花巡りをします。
桜にはまだ遠く、雪や寒さが残る秩父で出会った草花をモチーフにしました。
まだ枯れ木の雑木林に雪のように群生する可憐で美しいセツブンソウ。
初めて見たときからその可愛さの虜になりました。
同じ場所に、白い花だけどセツブンソウではない
これまた可愛い花が咲きます。
案内人の方がセツブンソウの後に咲くアズマイチゲだと教えてくれました。
二つ一緒に見ることができてとてもラッキーだとも…
そうしてそれから青い花や黄色い花が咲き出して
カタクリもたくさん開いてきます。
写真&文 2011.02 ステンドグラス*あとりえ 悠*
~妻は大阪での仕事を無事終えました~
今回のこの「秩父に来る春」を講演先の大学に持参しました。
またスライドショーでこれまでの作品の何点かを見てもらいました。
妻は学生からの質問などからステンドへの興味関心の高さに驚いていました。
さて、大阪では「キャリアデザイン」という講座で「教員から工房作家へ」という話を
するのが妻の仕事でした。
キャリアカウンセリング理論に基づいて自分の今までを整理する機会にもなりました。
学生への話はいわゆる「夢を叶えた」人の話ではありませんでしたが、
悩んだり挫折したりしながらも、その時におかれた環境や出会いの中で
自分のできることを一生懸命にやってきた結果、夢や学びがふくらんで
教員としての喜びや作品をつくる喜びを味わうことができた、という話でした。
妻は、学生が話を良く聞いて、自分の体験に共感したり、話を通じて様々なことを考えてくれたりしたことを感想文で知り、安心していました。
無事に終えてほんとに良かったです。
一休みして欲しいところですが‥‥
この機会を与えてくださいました大学関係者の皆様に感謝申し上げます。
また妻は多くの方にご援助をいただき、この仕事を終えることができました。
皆様にも感謝申し上げます。
2012.06.16記