昨年夏に、ブテック「paleんtte（パレント）」のオーナーさんに
金魚をモチーフにした作品をリクエストされました。
妻は彫刻展や個展の準備でなかなかつくることはできませんでしたが、
頭の中にはずうっと金魚が棲みついていたのでしょう。
昨年末、大手のステンドグラス材料店で、このガラスを見つけてきました。
「すごいでしょ、ほら金魚が・・・」
嬉しそうです。
完璧に頭の中の金魚はこのガラスにのりうつったようです。
思いがあればこそのガラスとの出会いです。
アメリカのフリモント社の職人さんがつくった美しいガラスですが、
日本で金魚になりましたよ。
そう伝えたい気持ちになりました。
「金魚の灯り～deep」
「金魚の灯り～pale」
今回の「金魚の灯り」、
妻はつくるのをずいぶん楽しみにしていました。
できあがった作品二つを出窓に並べて、
雨の激しい日に写真を撮ってみました。
雨の日の金魚の灯り。
私にとっても桜の頃の楽しいひと時になりました。
4月19～21日開催のブテック「paleんtte」での＊あとりえ悠＊フェアに
出展します。
「paleんtte」の紹介サイトです。 http://bit.ly/XrkY9U
（2014.4.1 記）
