宮沢賢治「星めぐりの歌」から「瞬き(またたき)」(2019年)
春5月
古希を迎えた。
妻が元気でステンドを作っているのが
嬉しい。
20年前はステンドに興味もなかった私が
今は
灯りをともしていいなあ…
そう思うようになった。
そんな妻の作品を
お金の負担をできるだけ少なくして
もっと多くの人に楽しんでもらいたいと
だんだん強く願うようになった。
3年程前
息子娘家族みんなが集まったとき
その思いをみんなに話した。
息子は
先ずやってみたらと言った。
それから
3年が過ぎた。
何もしないまま過ぎた。
古希を迎えたこの春、
コロナ禍でしたいこともままならない日が続いた。
ようやくおさまりかける街の様子を見て
忘れ物を思い出したように
妻の作品の見てもらう取り組みがっ!
準備に
取りかかった。
貸出作品1「雪うさぎのランプ」 (販売価格80,000円)
私が妻から購入した3作品限定
一人1作品1週間
貸し出し料2千円
お付き合いのある近所の方で
ご希望の方がいらっしゃったら
それでスタート
貸出作品2「苺のランプ」(販売価格70,000円)
ステンドグラスに灯りをともす
スィッチを入れた指先の感触
生活空間をステンドの灯りがつつむ
新しい世界が見えるかもしれない
貸出作品3「金魚のランプ」(販売価格80,000円)
古希に
今
ようやくその一歩
(2020.6.14 記)