小物
妻へのご依頼は お友達の画家の方への 傘寿のお祝いにとのことでした。 ご依頼者の方が見せて下さった資料から 画家の方は「鬼MANDARA」を描かれ、 また世界鬼学会等多方面でご活躍の方と知りました。 グラスのモチーフは、 ご本人の描かれた鬼とふくろう。 …
「雪うさぎ」 アンティーク硝子ってすごいですねえ 一枚の透明のブルーのアンティーク硝子に 彫って生まれた白いうさぎと白い雪と白い樹 透明なアンティーク硝子1枚から すべての物語が生まれるのです アンティーク硝子は、昔からの宙吹き製法によって作られ…
今まで我が家にお母様や妹さん家族と ご一緒に来られて妻の作品をご覧になり、 何度かご注文を頂くことのあった方からのご依頼でした。 お嬢様の成人を祝ってくださる方への内祝い用との ことでした。 お嬢様の成人式を心待ちにされていたのでしょうね。 十…
江戸時代、屋敷に入る不審者を問い質していた門番の居、 平成の今は珈琲香ほのかに漂う隠れ家カフェ。 かつて門番が訪問者を見定めた小窓、 今その上には珈琲カップ棚。 門番のいるべき所が隠れ家なんて! ここなら誰にも見つかるまい! みどりさんの手作り…
※今回の作品について 2016年夏制作 『金魚のシリーズ』 吉祥寺のブティック『Paleんtte』さんに納品 この春から妻は工房で教え始めた。 昨年末の第4回個展あたりから、 もうそろそろ受けることを考えていたらしい。 それにしても急な展開で、 教える人も決ま…
顔?「冬の木の芽」です。(かがくのとも絵本) 10種類の日本の木で作られた楽屋のドア横に それぞれ10のステンドグラスの灯りをつくって欲しい。 自らもチェロを奏で合奏を楽しまれるホール代表からの 妻へのご依頼でした。 内外のアーティストに 日本の文…
雪のガラスの雪うさぎアロマランプ(2015年) 2010年2月 もうすぐ春というのに大雪の日 銀世界は うさぎが好きで 冬のうさぎを思案していた妻に 雪うさぎを連れてきてくれました 以来妻は 雪うさぎの作品をつくり続けています 昨年も 今年も ご依頼等で根強…
妻は個展後、 オーダーを受けた作品を何種類か忙しくつくっていた。 あれっと目をとめた。 天使かあ。 なつかしい。 天使、いいよねえ。 このところだんだんと妻へのご依頼は 灯りやパネル等大きめのものが増えているので 天使のかわいらしさが新鮮に見える…
妻のテレイドスコープをご注文くださった方から、 お電話をいただいた。 届いたので早速のぞいて見られたとのこと。 その世界の美しさに昂奮する程の感激を覚えたと お話くださった。 1平方センチメートルに満たない小さな覗き穴の先、 鏡と水晶玉のつくり…
川越の素敵なブティックが妻の作品を取扱ってくださることになりました。 吉祥寺のパレントさん、広島のピュアドールさん(他に岡山店、楽天店有り)に続いて、 3店舗目になります。 お店は川越駅前八幡通りのローザロッサさんです。 川越は蔵の街として有名で…
「そのガラス、いい色だね」 妻の購入したガラスを見て言ったのは一年も前。 ワクワクさせる色相が、 どんな作品になるのか楽しみでした。 バラ色のガラスに、妻は薔薇を彫りました。 ストレート勝負のようです。 見て感じるのは、妻の多くの作品に漂う癒し…
(体験講習会用作品) 妻のお世話になっている保育園の方6名の体験講習会。 夏前からの予約でした。 リクエストはクリスマスの飾り。 妻は、少しだけでも自分らしい作品をつくって欲しいと、 二つの見本をもとにモチーフやガラスの色は予め選んでもらいまし…
「森のふくろうの灯り」 妻は、パレントの店長さんに ふくろうの作品をリクエストされ、 三種類五作品を作りました。 何年前でしょうか。 「京都西陣~町屋の灯り~」をお納めしたお家の玄関の灯りに ふくろうを用いました。 その時のふくろうのデザインのも…
妻のサギソウの作品がようやく出来上がり、 第八回硝子彫刻展に出品しました。 その作品解説カードです。 ~鷺草乃原~ この春、世田谷九品仏の奥沢城跡にある浄真寺の鷺草(サギソウ)伝説を知りました。以前、箱根で初めてサギソウを見てその魅力に惹かれまし…
「こうして並べると、みんなそれぞれ、個性的で素敵ね。」 妻は参加された8人の方の作品を見てひとしきり感心し、喜んでいました。 妻は参加する方には自分のお気に入りの作品をつくって欲しいと、 全員につくりたいものや使いたい色などのアンケートをとっ…
「金魚の小皿」 ※右上段はクレマチス 「ペン立て」と「キャンドルホルダー」 妻はPleんtte(パレント)の*あとりえ*悠フェアに向けて、 小物もいろいろつくりました。 それが、やっぱり金魚。 金魚は可愛くって、 つくってても 疲れないそうです。 と言いな…
目の前には 2匹の金魚。 これだけで・・・ 「いいなあ」 陽光を受けて 少し元気が出て・・・ 陽が落ちて・・・ 徐々に変わる。 ・・・・・・ 「おやすみなさい」 半年前、 「活人箭(かつじんせん)」にまつわる彫刻家平櫛田中(でんちゅう)と 岡倉天心の話を知りました。 …
エメラルドグリーンの被せガラスに節分草(セツブンソウ)と東一華(アズマイチゲ)を彫り、そのピースでいくつかの作品をつくってきました。つくるたびに秩父のやさしい思い出と、可憐な花と、綺麗なブラストピースに心が満たされます。 この春、節分草と東…
4月、二人目の孫が生まれました。 男の子です。 妻はもう我慢ができません。 今まではよそのために「鯉のぼり」を4つつくっていますが、 今度は自分の孫。 力が入ります。ガラスにもこだわってアンティーク。 「今日はカットした。見て―」 「おー、かわい…
妻のステンドグラス作品づくりは物語。作品の完成は物語の完成。作品の紹介は物語の紹介。そう思って始めたこのブログ。 特に妻がご依頼を受けてつくる作品は、物語の「起承転」はご依頼者それぞれの中。妻はご依頼者とのやり取りからそれを受け取ってステン…
春らしい4つのキャンドルホルダーです。 「桜とうさぎ」「アズマイチゲとセツブンソウ」「イチゴ」「蝶」 コーヒーショップ白樺での妻の小品展は3月12日から。 つくりたいと言っていた何種類かの作品ができあがりました。 ホッとしていました。仕上がるまで…
妻は「白樺」の小品展に向けて何種類かの小品を作りました。 そのうちの一つが「小物入れ」 「小物だって、いいガラスで作りたい」 そう言って妻は、世界で最高のガラスを使ってつくったのが上の作品です。 左側はドイツのランバーツ社、右側はアメリカのフ…
人々がステンドグラスを もっと身近のものとして楽しむようになってくれれば・・・ ガラスのぬくもりをからだで感じていただければ・・・ 毎日の生活の中で手作りの良さを感じていただけたら・・・ そんな願いから、 妻はこの年の白樺作品展用に30人の「天使」をつ…
ゆらゆらするモビールが作りたくて天使を大勢作りました。 アメリカにはガラスの天使ばかりを作っている作家さんがいらして、その方の本から型紙を拝借しました。(Dimensions of X'mas by Teny Nudson)それはソフトケイムで包んでハンダでぽちっと止める作…
初めて自分でデザインしたランプです。この時はまだ設計の仕方もよくわからないで、作りたい一心で亀甲のピースを作りました。 「花唐草文様」はレッドonグリーンの被せガラスに酸抜きを施して描きました。モチーフを先に決めてしまってからランプのデザイン…
ココペリが笛を吹くとね、地面から緑が吹き出し、花が咲き、木々は生い茂り、動物たちに子どもが誕生するんだって。 ココペリ の ランタン ココペリは発芽と豊穣をもたらすネイティブインディアンの精霊です。そんな魅力的なココペリを知ってからその灯りを…