心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.298 ありがとうございました。ローズ亭の作品展終えて。

8

作品展の日に狙い定めたような一日中の雨

お客様の傘から飛ぶ大粒の雨しずく

「こんな日にありがとうございます」

感謝の気持ちでいっぱいになりました

雨にもかかわらず

会場は常に大勢の方々

ゆっくりご覧いただけましたでしょうか

お楽しみいただけましたでしょうか

「雨の日のステンドグラスも良いわね」

そんな声がいくつか寄せられたのは

江戸時代からの長屋門の中

ステンドの灯りの先に

雨しずくの窓ガラスとお庭のせいでしょうか

雨もいいね

なんて嬉しいですねえ

 

数多く求められたキャンドルホルダーの中でも

真っ先に嫁いでいったうさぎさんです。

 

この日来られた方からのお手紙です。

 

作品展すてきでした

子どもの頃

おもちゃ屋さんに

行ったときのような

幸せな気持ちになります

 

 

妻と私は

作品展でいつもお客様に励まされます。

年齢を重ねていく中で

今までと同じように動けない事も

互いに感じながら…

またやりたいね、と。

 

(2022.11.28 記)

No.297 「ローズ亭」の作品展前日準備

明日に迫った作品展。

天気は「雨。しかも気温は上がりません。」

そうテレビでは何度も何度も繰り返し言います。

 

そのたびに妻と私は

「天気だといいのにね。」と反応します。

妻は

「寒いなら来た人にホッカイロでも渡す?」

真顔です。

 

 

今日の午後に、

妻と私と「ローズ亭」のみどりさんの3人で

作品展の会場設営をしました。

みどりさんは私たちの展示を温かく見守りながら、

最後まで親身にお付き合いくださいました。

店主のこういうお人柄ゆえでしょうか、

「ローズ亭」のファンと言うべきお客様は

大勢いらっしゃいます。

勿論妻も私もそうです。

みどりさんの「ローズ亭」で

作品展ができて光栄です。

20年前に

私は古民家や土蔵で妻の作品展をしたいと

機会を見つけては覗いて歩いていたことを

先日突然思い出しました。

いつの間にかしっかり忘れていましたが、

今は、

古民家そのものが会場として大事なのではなく、

「ローズ亭」にみどりさんがいらっしゃるように

人を含めた建物のような気がします。

建物は利用し生活する人のにおいがあって

魅力をかもすのでしょうねえ、、、

そんな「ローズ亭」での「あとりえ悠」作品展は

明日11時からです。

(ホッカイロは用意しておりませんのでご承知ください。)

 

ご来場の際、駐車場等何かお困りでしたら

遠慮なく私か妻か、みどりさんにお声かけ下さい。

ネームプレートを使用しています。

 

※注 

文中では「古民家」の名称を使用していますが、

「ローズ亭」は、「長屋門」を改装したカフェです。

 

(2022.11.22 記)

No.296 もうすぐ隠れ家カフェ「ローズ亭」での作品展です

隠れ家カフェ「ローズ亭」とそれを囲む昨日完成のキャンドルホルダー8作品

 

日本青年館ホールの「木の灯り」バックヤードツアーも

無事に終えたのち、

妻は足のけがによる遅れを取り戻そうと

作品展準備に必死に取り組んできました。

また大分歩けるようになったので、

車いす社会福祉協議会に返しました。

無料で利用できて、

福祉のありがたさを感じました。

窓口の方の対応も親切で、

困っている人にはこういうふうにするといいなと

教えられたような気がしました。

 

 

妻は「ローズ亭」作品展出品計画に従い、

作品作りに夢中に取り組んでいます。

昨日は予定のキャンドルホルダーを作り終えました。

今日はお休みライトを作っています。

 

また作品展の展示方法を妻と二人でいろいろ話し合っています。

 

今回「ローズ亭」での作品展は初めてです。

昔からの立派な梁のある高い天井、

壁に立ちのぼるようなカップボード、

ガラス越しに見える庭のやさしさ…

そんな「ローズ亭」の素敵な雰囲気を残したまま

展示ができたらいいなあと思っています。

隠れ家カフェ「ローズ亭」の玄関、庭、店内

 

思えば私は20年程前から古民家、古い蔵などでの作品展に興味を持つようになりました。また古い建物が気になり始めました。妻が作った「藤の花」を見て、「なんだあ、ステンドって日本のモチーフで、日本の住居空間に合う作品ができるんだね。」そう思えたことが事の始まりでした。

行灯「藤の花」(制作2000年)私はこの作品でステンドへの認識を変えました。

私は行った先々で古民家や蔵が見学できると覗くようになりました。群馬県川場村の蔵の中の絵画展示、職場の親友が勉強して写真家になって写真展開催した重厚な蔵、土方歳三の遺品展示の近所の蔵等々。記憶は今も鮮明です。

古民家や蔵を覗くと、ここに妻の作品を展示するのなら…といつも想像しながら建物を後にしました。

今回の「ローズ亭」作品展は20年前からの私の願っていたことの実現ですが、恥ずかしながらブログを書こうと物事を整理していてその事に気づき、ハッとしました。今回はたまたま「ローズ亭」のみどりさんとの関係の中で話を進めていたらいつの間にかたどり着いていた作品展でした。

「願い続けたら願いは実現する!」などと胸を張って言えればいいのですが…いつの間にかなっていたと言うことです。

とにかく日本の古い家屋の良さが伝わり、妻のステンドグラス作品がみな様に楽しんで頂けるように努力したいと思います。

みな様にはお気づきの点がありましたら、是非教えていただけたらと願っています。

 

(2022.11.20 記)

No.295 パネル「上谷戸親水公園(かさやとしんすいこうえん)」ローズ亭で展示 (11月23日) 

みずみずしい絵手紙と水彩画を描かれる方から

ご自身の描かれた水彩画を

ステンドグラスにして欲しいと

妻はご依頼を受けました。

その作品が

「上谷戸親水公園(かさやとしんすいこうえん)」です。

 

作品制作中のこの5月、妻と親水公園に行きました。

 

蛍飛びかう小川の流れる親水公園

夜のとばりの降りた頃

小川の草むらは蛍の乱舞

私は子どもの頃の村の夜を思い出しました

 

これだけの蛍が飛び交う様を見ることができるのは

きっと「上谷戸ホタルの会」のみな様のご努力や

地域の方々のご理解ご協力のお陰なのでしょう

 

 こちらがご依頼の方の描かれた水彩画

絵の上部に見える橋は「上谷戸大橋」。

この橋の向こう側にローズ亭があり、

ローズ亭からも窓越しに見える橋です。

 

このステンドグラスが完成して、

妻がご依頼者にお渡しした場所が「ローズ亭」。

ご依頼者のお友達も含めてのお披露目会。

 

会とは言っても、

みどりさんの珈琲とケーキで

みんなでわいわいとできた作品を楽しむだけです。

 

何度か私もこのような機会に立ち会っていますが、

これがわけもなく楽しい!

楽しいのです。

 

この時、

この作品を窓の見える棚に置いた時に思いました。

この作品を

もう一度趣のあるこのローズ亭の窓際において、

作品にある「上谷戸大橋」を見ながら、

窓の外に見える「上谷戸大橋」を

他の人にも一緒に楽しんでもらえたら、、、

そう思いました。

 

ご依頼者のご承諾を得て、

運良くその機会が訪れました。

 

みな様、

ローズ亭で「上谷戸親水公園」の『水彩画』と

『ステンドグラス』と窓越しの「上谷戸大橋」も

お楽しみ頂きたくご案内申し上げます。

 

尚当日はこの他にステンドの灯り約30点を含めて

70点ほどを展示する予定です。

 

またご出席のみな様には

密を避けつつご鑑賞したいと思いますので

ご協力をお願いいたします。

 

(2022.11.11 記)

No.294 日本青年館ホール「木の灯り」三度目のバックヤードツアー

超満員の観衆を魅了するピアノデュオ演奏でした。楽屋名揮毫の書アーティスト佳奈さんも駆けつけてくださいました。

日本青年館財団設立100周年記念のピアノデュオ・クトロヴァッツコンサートが11月3日、日本青年館ホールで開催されました。同財団のお計らいであとりえ悠は三度目のバックヤードツアーの機会をいただきました。今回は「木の灯り」をまだご覧になられてない方を中心にお声かけをさせていただきました。

役員室扉横の「桐の灯り」と木の灯りのパネル

ホール建設当時の前社長もツアーに立ち会ってくださいました。そして、楽屋名の木はその楽屋のドアの横とその室内に使用されていることなどを参加者に説明されました。国内外の舞台出演者から、木を中心にした楽屋を讃えるお声を頂くようになったとのご紹介もありました。

あらためて、そのようなお仕事にかかわらせていただいたことに妻と感謝しました。

 

今回のバックヤードツアーに向けて妻は「木の灯り」のフォトブックの題名を「木の灯りの物語」に変えました。「木の灯り」は作って終わりではなく、木と、人と、さらに繋がりを求め深める作品となりました。その実感が「物語」の言葉を付け加えさせたようです。

妻が日本青年館ホール11種作品の「木の灯り」制作に至る木や人との関わりを写真と文で紹介しています。

 

ところで、妻は10日前の足の捻挫が思うように回復せず、お医者様のすすめ通り車イスで参加しました。足の状態も含めて準備をしていたつもりですが、「もう車イスしかない!」の決定が前日だったり、結構あたふたしました。

 

また、妻は参加者30名は皆妻を良く知っている方々なので、車イスのわけを一通り全員に伝えていたようです。みな様から温かい励ましの言葉を頂いていたようで、ご心配をおかけしました。ありがとうございました、

 

バックヤードツアーを無事に終えて帰宅し、心底二人でホッとしました。あらためてみな様の温かな心遣いに感謝しています。本当にありがとうございました。

 

参加のみな様は、ご満足いただけましたでしょうか。

 

最後になりましたが、このような機会とご支援をたまわりました日本青年館財団様並びにニッセイ(KK)の皆様に心より感謝申し上げます。

(2022.11.4 記)

No.293 *あとりえ 悠*ステンドグラス作品展~隠れ家カフェ・ローズ亭にて

 

隠れ家カフェの名の通り、

外から見てカフェと気づく人はまずいないでしょうね。

垣根のすき間の門から足を踏み入れると薔薇の咲く庭。

そして江戸時代からの長屋門に残る大きな梁の下で、

庭を見ながら飲む珈琲はまた格別です。

 

妻と2人でお邪魔させていただくたびに、

しあわせな気分になるカフェ。

 

この佇まいに妻の作品を並べ、

みんなに観てもらえたら…

 

ようやくその機会となりました。

 

2022.11.23(Wed)11:00~17:00

 

ご案内いたします。

 

 

 

なお、ローズ亭の営業日時等詳しいことは

右上のQRコードより検索をお願いします。

 

 

以下は6年前、当ブログで紹介したローズ亭です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

No.174 隠れ家カフェ「ローズ亭」

編集

f:id:you3113:20161119002416j:plain

江戸時代、屋敷に入る不審者を問い質していた門番の居、

平成の今は珈琲香ほのかに漂う隠れ家カフェ。

かつて門番が訪問者を見定めた小窓、

今その上には居並ぶ珈琲カップ

 

f:id:you3113:20161105113012j:plain

門番のいるべき所が隠れ家なんて!

ここなら誰にも見つかるまい!

みどりさんの手作りケーキがいい!

庭の薔薇をぼんやり見るもいい!

 

f:id:you3113:20161119103634j:plain

 

此処こそ

このまま

隠れ家のままでいて欲しい。

他の人にあまり知られたくない

妻と私のお気に入りの

とっておきの「ローズ亭」です。

 

紹介してしまいましたが、 

ん~、出来たら忘れて欲しいような・・・

f:id:you3113:20161119063956j:plain

 妻の作品、少し置いています。

(2016.11.19 記)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どうぞ、よろしかったら

11月23日、ローズ亭にお越しくださいますよう

ご案内申し上げます。

       ステンドグラス※あとりえ 悠※    

 

(2022.10.28 記)

No.292 紫陽花のパネル

妻は何度も何度も描き直した図面に小さく切ったガラスを並べています。

 

紫陽花の花言葉は家族団らん。

亡くなられたご主人が生まれたのも紫陽花の季節。

新築のお宅にその紫陽花のステンドグラスを作って欲しいとの

ご依頼を受けました。

 

6月の事です。

受けたときに我が家では、

たまたま娘からもらった鉢植えの紫陽花を

そろそろ住宅の後ろの斜面に植えかえようと話していた時で、

あまりにも偶然過ぎて驚きました。

 

ご依頼者様希望の紫陽花種「ダンスパーティ」を購入して観察

妻は郷土の森公園に行って紫陽花の鑑賞,取材


ご依頼後はメールで

ご依頼内容の詳細についてお伺いしました。

また、お越しいただいて、ガラスを直接観ていただいて説明をし、

ご要望を伺いました。

提示用に用意されたデザイン

 

使用するガラスの候補

 

9月には現場監督の方とも直接お会いし、

パネルのはめ方等について確認をしました。

 

8月に急逝した我が家のインコ「ピピちゃん」、

妻の作業を応援していました。

(時にちょっぴりお邪魔したかも…ほんのちょっとね)

 

パネルは450を越えるピースになりますが

妻は花も葉も好きな色のガラスを使うので、

細かな作業にもかかわらず楽しそうに取り組んでいます。

11月中に納品できそうです。

 

(2022.10.11 記)