心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

No.314 「らんち 悠」のご利用に感謝です

妻のお弟子さんたちを迎える「あとりえ悠」の出窓。昼食時は「らんち 悠」の出窓です。 まさか!2年前こんなことになるとは思いもしませんでした。自分で驚いています。 ある時妻の工房「あとりえ 悠」に来られたお弟子さんがお昼過ぎても予定の作業が終わら…

No.313 隠れ家カフェ「ローズ亭」作品展のお礼申し上げます

11月23日隠れ家カフェ・ローズ亭で あとりえ悠のステンドグラス作品展を開催しました。 オープン後には多くの方々にお越しいただき、 にぎやかな楽しい作品展となりました。 たくさんの不思議なご縁やつながりもいただき お越しくださいました皆様に心よりお…

No.312 「ローズ亭」作品展に向けての妻と何故か第九の私

隠れ家カフェ「ローズ亭」での作品展に向けて 妻は懸命に作品を作っています。 手術した左手はまだ痛みはあるのですが 作品展に来られる方との出会いを楽しみにしながら 夢中で作っています。 昨年、私も欲しかったと言われた作品。昨日完成しました。 作品…

No.311  隠れ家カフェ「ローズ亭」での作品展開催(11月23日)ご案内 

妻と私のお気に入りのカフェ 珈琲を飲みながら バラの咲く庭を眺めます みどりさん手作りのケーキに手を伸ばします 江戸時代からの天井の黒く太い梁が 時を忘れさせてくれます お邪魔した時のローズ亭店内 見事な天井の梁 正面カップボード横には門番が来客…

No.310 ステンドの教室~その2「羽生さんの硝子」

妻の2021年第7回作品展会場に展示された羽生ガラス使用の生徒作品 (国立コートギャラリーにて) 誰でも何か夢中でやっていると 様々な出会いが生まれるでしょうが、 妻にお声掛けくださった羽生さんという方のお心意気を 私は忘れることができません。 ある…

No.309 隠れ家カフェ「ローズ亭」のモンブランケーキ

今日は秋らしく澄んだ青空 予約していた「ローズ亭」を 妻と訪ねました みどりさんの作るモンブランケーキを食べたくて 材料の栗はご自分の栗林で採れたてのもの 長年幼稚園のお子さんと保護者が栗拾いに来る地域有数の栗林 ケーキは燻蒸処理なしの新鮮な栗…

No.308 「みんなの四季の灯り」

みんなの好きなものが集まった灯り 妻への最初のご依頼は 廊下の天井の灯り 作品の相談に お子さん3人も一緒にご家族で我が家へ それぞれの入れたいモチーフを みんなで出し合い とてもいい感じ そして 灯りは お子さんたちも間近に見ることのできる 据え置…

No.307 世田谷大蔵プロジェクト~その1『雨鱒のパネル3「内覧会」』

マザーハウスに入る時に「雨鱒のパネル」が迎えてくれました。 大蔵プロジェクト主催の安藤さんから マザーハウス内覧会のご案内が届きました。 妻と私はもちろん出席。 妻にステンドを教わって作っている方々にも 声をかけました。 皆さん、我が家で妻が制…

No.306 世田谷大蔵プロジェクト~その1「雨鱒のパネル2」

5月5日完成したパネルをそうっと立ててみました。 マザーハウスにおさめる「雨鱒のパネル」が ようやく完成し、搬入を待っています。 パテ詰め→はんだ付け→おがくずを撒いて、 余計なパテや油をぬぐいます。 その後ひたすらブラシで磨くと鉛線が黒くなってつ…

No.305 ステンドの教室~その1「仲間なんだなあ」

教室風景:島根の灯台にあこがれている生徒さんの作り途中の作品。 ここまで来た! 灯りを入れて、生徒さんと妻は二人して 大感激! 習われる方と妻と 作業しながらのはじけるような笑い声が 我が家に響きます。 作業しながらも互いに楽しそうで、 私はこれ…

No.304 世田谷大蔵プロジェクト~その1「雨鱒のパネル」

「この魚は…?」 と言うと、 原画を描いた村上さんが、 「雨鱒…中西さんが好きだった…」 その言葉に 私は突然十余年前を思い出しました。 かつて私が勤務する地域で、 中西さんにいつもいろいろとお世話になったこと。 中西さんがみんなを支えてくれたこと。…

No.303 寄せ木細工のキャンドルホルダー

妻はご依頼くださった方と相談して、 寄せ木細工をイメージした作品を作りました。 寄木細工を作られる方への贈り物とのことです。 妻が細かなガラスピースをたくさん作り、 ご依頼者にそのピースを自由にならべていただきました。 寄木細工の手法にガラスの…

No.302 「心に染みる口笛」のランプ

生まれて初めて口笛サークルのコンサートに 妻と行った。 着席時すでにお客様でうまっていて、 二百名程が静かに開演を待った。 音色が心に染みてくる。 聴きながら、 私も子どもの頃は 口笛をよく吹いたなあ。 そんなことを思い出した。 演奏者7名の口笛が …