「この魚は…?」
と言うと、
原画を描いた村上さんが、
「雨鱒…中西さんが好きだった…」
その言葉に
私は突然十余年前を思い出しました。
かつて私が勤務する地域で、
中西さんにいつもいろいろとお世話になったこと。
中西さんがみんなを支えてくれたこと。
そして、その中西さんが3年前急逝したこと。
パネルの雨鱒に
今もまた中西さんが
見守ってくれている
そう思いながら
私は納得しました。
パネル制作の妻に
お世話になった中西さんの話をしました。
妻はパネルへの意欲をさらに高めたようです。
妻は世田谷大蔵プロジェクト主催の安藤さんに
ステンドグラス制作のご依頼を受けました。
今回の「雨鱒のパネル」はプロジェクトの1作目になります。
なおこのプロジェクトの内容も、
かかわる方々の実績も刺激的なものです。
妻のステンド制作の報告と共にふれていきます。
抜けるような青空でした。
プロジェクト最初の建物がこの「マザーハウス」。
今回の「雨鱒」のパネルを設置する建物になります。
ここの住人となる村上さんが、
ご挨拶の後餅まきをしました。
参加された地域の方々や関係者の皆さんとともに
こうして一つひとつ進むことの実感を得て、
さらに期待と楽しみがふくらみました。
このプロジェクトの内容を詳しく知りたい場合は
下記を参照ください。
「三年鳴かず飛ばず@世田谷大蔵 プロジェクト」
https://bioform.jp/project/3nennakazutobazu
ビオフォルム環境デザイン室
(2023.3.19 記)