2014-01-01から1年間の記事一覧
妻が、 どうしてもクリスマスまでにつくりたい、 そう言っていた作品ができました。 作品名を聞いたら、 「かしのきのクリスマスツリー」って。 えー? 作品名に、自分がお世話になっている保育園の名前! 今までにない名前の付け方です。 妻は、保育園のた…
(体験講習会用作品) 妻のお世話になっている保育園の方6名の体験講習会。 夏前からの予約でした。 リクエストはクリスマスの飾り。 妻は、少しだけでも自分らしい作品をつくって欲しいと、 二つの見本をもとにモチーフやガラスの色は予め選んでもらいまし…
今年も森にクリスマスの夜がやってきました。 うさぎさんたちは穴から出てきて遠くの街を眺めています。 教会からキャロルがかすかに聞こえてきます。 今年はうさぎさんたちにお友だちがたくさんできました。 森にも、そして街にもね。。。 みんなに幸せなク…
2010年、妻は「雪うさぎ」を制作しました。 (参照 2010年制作「雪うさぎ」http://bit.ly/1vxTXSC) 後ろ姿のうさぎ、そこに続く足跡は思いのほか反響を呼びました。 その後「雪うさぎ」はシリーズでつくってきましたが、 今回は小さなアロマランプにして仕…
(No.1 ココペリシリーズ) ※お時間ありましたら、ご笑覧ください。http://bit.ly/1F0Ps7c ココペリとランタン作品についての拙作ブログです。 間もなく、吉祥寺中道通り「paleんtte」(パレント)さんの クリスマスフェアです。 今回は出品作品の中でも、元に…
「森のふくろうの灯り」 妻は、パレントの店長さんに ふくろうの作品をリクエストされ、 三種類五作品を作りました。 何年前でしょうか。 「京都西陣~町屋の灯り~」をお納めしたお家の玄関の灯りに ふくろうを用いました。 その時のふくろうのデザインのも…
妻は3才になる葵ちゃんのお母様から 葵をモチーフにした灯りを頼まれました。 名前にちなんだモチーフの作品づくりは 素材のデザインだけでなく、 頼んでくださった方のお子さんへの思い等々 妻の体中を駆け巡るようです。 ようやく作品が誕生しました。 人…
吉祥寺のpaleんtte(パレント)が *あとりえ 悠*のクリスマスフェアを開催いたします。 お近くにお越しの際にはお立ち寄りのうえ、 ご覧いただけましたら幸いです。 巷はこれからクリスマスムードに なっていくのでしょうか。 吉祥寺はにぎやかな街です。 こ…
妻のサギソウの作品がようやく出来上がり、 第八回硝子彫刻展に出品しました。 その作品解説カードです。 ~鷺草乃原~ この春、世田谷九品仏の奥沢城跡にある浄真寺の鷺草(サギソウ)伝説を知りました。以前、箱根で初めてサギソウを見てその魅力に惹かれまし…
ようやくさわやかな秋の風。 今頃、秩父は・・・ この時期、妻と秋の七草寺めぐりをよくしました。 桔梗の多宝寺、藤袴の法善寺、萩の洞昌院・・・ それぞれの開花のいい時期に見たくて、 同じ年に2度たずねたこともありました。 草花が大好きな妻は、 秩父に行く…
(2014.8.23 昭和記念公園にて) サギソウ・・・ どうして植物がこんな姿になるのでしょうか。 不思議でなりません。 浄真寺にある鷺草園には こんな「サギソウ伝説」が書かれています。 今から400年以上も昔、世田谷城主吉良頼康(きらよりやす)には奥沢…
(2011年) 買い物に行けず、電気も点けず、 自宅で一人ひっそりとしていたという妻。 ステンドグラスをつくって何になるの? あの年の3月、あの東日本大震災。 妻は震災の時の様子や思いを 私が退職してからようやく話しました。 いたるところが震災の衝撃に…
妻の大好きなウィリアム・モリス。 ようやく2作品目ができました。 最初の作品をつくったとき、 「もう一つつくりたい」と言っていて・・・ もう4年が経っていました。 4年越しの作品への妻の思いを少し紹介します。 もとになっているモリスのデザインがあまり…
ブログを読んでくださる方から 作品ご依頼の連絡を受けました。 「母も一緒に訪ねたいのですが」 そう、あなたのお連れ合いの方も ご一緒に来られましたよ。 お二人が訪ねて来られたその日、 私は、貴方が若いころから亡くなるまで、 こよなくジャズを愛され…
ご新居にステンドを入れる予定でスペースがこしらえてあったお宅のステンドグラスを作らせていただきました。ご依頼主さんのイメージされていらっしゃるものがあまりに私が大好きなモチーフだったために、たいへん幸せな気持ちで作らせていただきました。 ア…
「こうして並べると、みんなそれぞれ、個性的で素敵ね。」 妻は参加された8人の方の作品を見てひとしきり感心し、喜んでいました。 妻は参加する方には自分のお気に入りの作品をつくって欲しいと、 全員につくりたいものや使いたい色などのアンケートをとっ…
岩手にお住いの妻の従姉が何十年も大事に使ってこられたランプシェードは 東日本大震災でガラス部分のベースだけが残りました。 そのベースを生かしたいと思われた従姉は、 ステンドをつくっている妻を思い出したとのこと。 学生時代に一度だけ会ったことの…
6月10日に兄(長兄)が亡くなった。 もう6年が経った。 目の前を何やらいろいろ通り過ぎていく中で、 兄のことを時おり強烈に思い出す。 兄のしてきたことを思い出す。 兄のしてくれたことを思い出す 子どもの頃、私の村の小学生は10数人だった。 高校生の兄…
妻が体調をくずしていた頃の、ある夏の終わり、 二人で御岳山に行きました。 もう7~8年も前でしょうか。 人気のない所に咲く可憐な花に 妻はとりこになりました。 花を観た妻は、元気に見えました。 レンゲショウマとの出会いでした。 数年を経て、ようや…
妻の作品では、あまりない色合いです。 こういうのがあってもいいと思うのですが。 落ち着きますよね。 「森のうさぎ」... 森かあ... そう思い、カメラと「森のうさぎ」を抱えて裏山に行きました。 適当な場所に着くと、なんとまあ、おあつらえ向きの切り株…
妻はpaleんtte(パレント)の*あとりえ悠*フェアに向けて 「紀の川」の第3弾として「薔薇紋様の小さな行灯」をつくりました。 一作目のパネル、2作目の行灯に比べて、全体的にサイズは小さくなりましたが、 佇まい、雰囲気はやっぱり「紀の川」です。 1つず…
妻のつくったこの行灯は、 青空を背に輝いているのが一番好きです。 私は鯉のぼりを連想してしまいます。 この間4月生まれの孫の満一歳のお誕生会に行きました。 息子夫婦が、鯉のぼりを買ったと言って 庭にポールを立てて泳がせました。 青空に泳ぐさまは気…
「金魚の小皿」 ※右上段はクレマチス 「ペン立て」と「キャンドルホルダー」 妻はPleんtte(パレント)の*あとりえ*悠フェアに向けて、 小物もいろいろつくりました。 それが、やっぱり金魚。 金魚は可愛くって、 つくってても 疲れないそうです。 と言いな…
目の前には 2匹の金魚。 これだけで・・・ 「いいなあ」 陽光を受けて 少し元気が出て・・・ 陽が落ちて・・・ 徐々に変わる。 ・・・・・・ 「おやすみなさい」 半年前、 「活人箭(かつじんせん)」にまつわる彫刻家平櫛田中(でんちゅう)と 岡倉天心の話を知りました。 …
去年リクエストをいただいてから、 妻はつくりたいのをこらえていたのでしょう。 金魚熱は3作品ではおさまりません。 今回朱色の金魚、ブルーのフリーモントのガラスで 「金魚鉢の灯り」の2作目を完成させました。 妻は金魚鉢の形にすごくこだわっていました…
昨年夏に、ブテック「paleんtte(パレント)」のオーナーさんに 金魚をモチーフにした作品をリクエストされました。 妻は彫刻展や個展の準備でなかなかつくることはできませんでしたが、 頭の中にはずうっと金魚が棲みついていたのでしょう。 昨年末、大手の…
ようやく桜の咲くころに・・・ もう金魚? やっと金魚です。 妻が去年の夏からつくろうとしていた金魚です。 青に赤の被せガラスの金魚。 灯りを受けると赤い金魚。 この「金魚鉢の灯り」は 吉祥寺のブテック Paleんtte(パレント)の *あとりえ 悠*フェア…
このところ、 来客に珈琲を飲んでもらうことが増えた。 カウンターに珈琲用の棚があれば・・・ 「こんなのがあるといいなあ。」 妻にステンドで作ってって、お願いしたら 「模型があるといいんだけど」って。 早速作ってみた。 「あれ、ちょっと違うなあ」 …
年明けに妻の知人とそのお友だちが我が家に訪ねて来られました。 そのお友だちは、ガラスの割れたランプベースを生かして 何か作ってほしいとのことでした。 ご要望を伺ってつくられたのがこの「睦月六花の灯り」です。 「睦月」には、互いに訪問し仲睦まじ…
二年前に義母は亡くなくなりました。 妻は昨年、母の戒名を刻んだクレマチスの行灯をつくりました。 母への万感の思いも 月日が供養の祈りに静かに導いてくれたのしょうか。 義母の横には義父の戒名も並んでいます。 灯りを点け、手を合わせると、 義父母二…