心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.322 第8回作品展 「みな様、ありがとうございました」

(大島氏撮影)

会場は

初日オープンから

最終日の終了まで

ご来場の方々で

いつもにぎやかな作品展と

なりました。

 


皆様に

心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

妻が言う作品展の大変さを

私は今回初めて知ったように思いました。

今まで私は日中勤務外出を良いことに

よく知らないままでした。

(大島氏撮影)

例えば、ご案内発送一つにしても

ご芳名帳をもとに700名?!

そんなにいるの?

700枚も1枚1枚切手はるの?

一言も添えたいの?

ご案内状一つでも面倒なことこの上なし!

 

梱包も妻一人の仕事。

作品一つ一つクッション材で巻いて

2,3作品セットで収める。

そのほかに展示物や受付周り、クロス等など。

それで段ボール箱は56個。

これらはずっとしゃがんでひたすらの梱包作業。

私も少しやってみたが、

たまらん!

疲れることばかり!

 

(大島氏撮影)

会場に飾られた44枚のパネルも

妻が一人で思いを込めて

手直ししながら作ったもの。


作品解説から表示の札、お弟子さんの分も。

何から何まで

妻の思いであふれていますが、

その作業たるやっ!

 

今までは私が寝た夜中にやることが多かったと聞くと

申し訳ない。

今更ながら…手遅れです。

 

そして

こんなに苦労してやっていても

時に工房の赤字を増大させるだけ。。。

 

そんな作品展ですが、

「できて良かったねえ。」

「ほんと、ありがたいね。」

 

会期中から何度も何度も

この言葉を妻と互いにかけ合ってきました。

来られた方々の表情や

お声かけいただいたその数々の言葉に

妻の心が震えました。

やって良かった!

いやぁ、ほんとにやって良かった!

 

今回の作品展

お手伝いくださった多くの方に支えられてできた作品展でした。

お来場の方々、関係の方々に支えられての作品展でした。

 

望外のお買い上げとご注文をいただきました。

お弟子さんも増えそうです。

 

大きな励みとなって

妻は感謝しながら新たな日々を過ごしています。

もちろん、私もです。

 

ほんとうにありがとうございました。

(2024.3.14 記)