日本青年館ホールのとお(10)の木の灯りに
ブナが追加されました。
これで妻の作る灯りは
とお-あまり-ひとつ(11)となりました。
ブナは妻の大好きな樹木です。
毎年家族みんなで帰省したとき、
好んで泊まったのは田沢湖高原のブナ林に囲まれた宿。
6年前どうしても歩きたいと訪ねたのは白神山地のブナ林。
思い出多いブナの木が加わり、妻は素直に喜んでいます。
また今年5月に訪ねた鳥海山麓のブナの原生林を見て、
さらに奥に鎮座する「あがりこ大王」と呼ばれるブナを見て
私はその生命力に感激しました。
“ブナも青年館ホールの灯りにあるといいのにね・・・”
そんなことを妻と話したこともありました。
鳥海山の地元では、
伐採された木の根元から新たに成長したものを
「あがりこ」と言うそうですが、
そのブナの大木こそ「あがりこ大王」なら、
ブナの追加は「あがりこ大王」のご威光・・・?
私は、建てかえて益々発展する日本青年館ホールに
まことにふさわしい木が加わったと
喜んでいます。
(完成した灯りの具合を見るためのブラケットを用意しました。)
今年一年間、
みな様にお世話になりました。
おかげ様で来年に向かっての希望を抱いて
この1年を閉じようとしています。
ありがとうございました。
(2016.12.31 記)