「檜山路の灯り」が完成しました。
妻の作業ノートには、
全部で663ピース、340時間と記されています。
妻の心のノートには、
日の出町の自然と生き物とイカルの声、
愛犬のももとかんべえ。
それにご依頼主ご夫妻のやさしい笑顔が記されているのでしょう。
妻にとって生涯忘れられない作品、
そうなるに違いありません。
(左から「冬~春」「愛犬もも」「夏~秋」「愛犬かんべえ」)
モチーフをサンドブラストで一つ一つつくりあげました。
モチーフは、全て大久野の檜山路とご依頼主様のお宅に存在するものです。
(太陽光での「冬~春」と「夏~秋」)
6月18日夕、屋号「檜山路」宅のご依頼主様にお届けしました。
お言葉に甘え、「檜山路」のお宅に一泊させていただき、
翌朝にはご夫妻に檜山路をご案内いただきました。
雨のせいか野鳥の鳴き声が少ないとのことで残念でしたが、
木々に降りしきる雨音が、遠い昔からの変わらぬ自然を感じさせ、
私は雨もいいなあと思いながら歩きました。
ここに「檜山路の灯り」を生涯忘れられない作品として仕上げられましたのは、
檜山路の自然を愛し、そこに住まわれるご依頼主様ご夫妻によるものと
あらためて感謝申し上げます。
なお、「檜山路の灯り」の制作について、
妻がつくり手の立場からつぶやいています。
よろしかったらご覧ください。
(2015.6.28 記)