心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.202 『木の灯り』ご覧いただけます ~11月5日は日本青年館ホールのバックヤードツアー 

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「木の灯り」11作品をおさめたのは7月。

その後オープンした日本青年館ホールから、

バックヤードツアー開催のお知らせをいただき、

妻と喜び合いました。

「木の灯り」制作途中で、

あとりえ悠作品を今まで熱心にご覧くださる方から

「今度青年館ホールで拝見しますね。」と言われると

その都度「すみません、楽屋に設置なのでね…」

「ホールの出演者とか関係者しか見られないんですよ。」

そう答えてきました。

今回は出演者関係者以外の方も見ることのできる

ありがたい企画。

本当に感謝しています。

楽屋や舞台袖などいろいろ見られるバックヤードツアー。

私も今から心わくわくです。

参加の場合は、

当日の「岡元敦司&北嶋信也ジョイントリサイタル」の

チケットが必要ですのでご注意ください。

なお、当日のバックヤードツアーは

日本青年館エントランス階段下に12時50分までに

お集まりいただいた方の先着100名様となっています。

開演前ですので出演者や関係者の緊張している時間でしょう。

時間を守り、その緊張感も少しもらいながら見学できたら

最高ですね。

ツアー時間は13時から45分間。

そしてそのあとホールは14時開場、14時30分開演。

バリトンテノールを楽しみたいと思います。

興味のある方は下記を参照ください。

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この日の演奏会は、日本青年館ホールが

今後の活躍が期待される優れた芸術家に発表の場を提供する

芸術家支援事業としての開催とのことです。

海外で活躍する芸術家も増でえてきている日本ですが、

まだまだ芸術家として生きていく環境の厳しさは

相変わらずでしょう。

この意義ある事業が発展していくことを願っています。

 

 

ところで、まったくの偶然なのですが…

 

10年近く前、ある若者と面談したとき、

この若者にこそ,音楽教師として子どもたちの前に立って欲しい、

そう思いました。

人間にとって音楽とは? 子どもの成長と音楽は? 

彼は若い人には珍しく自分の言葉できちんと話されました。

それまでの長い留学や音楽家を目指しての

様々な生活からの言葉でした。

実はこの若者が留学で苦楽を共にした友こそ、

この日登場するバリトン歌手岡元さんだと

先日偶然に知りました。

何重にもつながる人のつながりを通して知りました。

わかりにくいのですが、こんなつながり。

妻の30年来のママ友のお嬢さん(息子の幼馴染み)の

ご主人=若者、若者の留学時代の友=今回のバリトン歌手

ん~、やっぱりわかりにくいですね。

人のつながりはあやうく不確かでもあります。

一つの情報が

このつながりを伝わり続けて生まれた偶然でしょうね。

お陰で、

私はあの日の若者とその後の活躍を懐かしく思い出し、

またその友の演奏が聴けることの喜びでいっぱいです。

うれしい偶然に感謝です。

(2017.10.16 記)