心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.231 *あとりえ 悠*クリスマスフェア~吉祥寺パレント(11/24&25)

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吉祥寺のPaleんtte(パレント)でのフェア、

今回がちょうど10回目になります。

そして、パレントが、

妻の作品の常設展示販売を始められて、

6年目になりました。

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 昨年のクリスマスフェアは、

日本青年館ホール11種の「木の灯り」制作と、

その後の第5回個展のために時間の余裕がなく、

休ませていただきました。

2年ぶりのクリスマスフェアに妻も気合いが入り、

次々と新作を制作中です。

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前回春のフェアの時の様子
 
11月24日と25日の両日は、

妻がパレントにおいてお客様のご質問等に

対応いたします。

お店をのぞいて、作品や硝子のことなど

何かお聞きになりたいことがございましたら、

ご遠慮なくお聞きください。

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お時間ございましたら、

お越しくださいますよう、お待ち申し上げます。 

 

下の写真はパレントと店長さんと愛犬アリスです。

 

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(2018.11.4 記)

 

「パレント近くの珈琲店

どうでもいいことかも知れませんが…

「パレント」近くには

特色ある珈琲店がいくつもあります。 

 

駅から中道通りを北に向かって歩き、

「パレント」を過ぎるあたりから、

通りいっぱいに珈琲豆焙煎の漂う香り。

その香りに引き寄せられ辿ると、

お客さんでにぎわう「珈琲散歩」の店先。

この店、専門誌「珈琲時間」での紹介が、

私の記憶では確か2,3年前。

席に着く前に好みの豆と煎り具合を指定すると、

一杯の珈琲を飲んで帰るときには持ち帰れるお店。

自分好みの焙煎に拘りたい珈琲好きには嬉しいお店。

 

私が現役で働いていた頃、

同業の先輩の淹れてくれた珈琲に感激。

すーとお茶のように飲める珈琲に、

「これだ!」

以来その味を求めて、

豆の種類、煎り具合、淹れ方と

機会あるごとに選んで、試して、味見して…数年間。

やがて淹れる温度は70度が適当と思えるようになった頃、

「パレント」近くの路地に「ぷらす90度」の看板発見。

この挑発的な珈琲店の看板に引き寄せられて、入店。

飲んで、確かに90度も悪くない。

しかし、雑味と苦みを抑え、豆のうま味を味わうなら、

やっぱり70度。

私の70度に確信を与えてくれた珈琲店がここ。

店の構え雰囲気も挑発的で寄ってみたくなるお店。

 

 

妻の「パレントのフェア」開催中、

私は隙あらば街歩き。

これが楽しい。困るほど楽しい。

そして、静かに珈琲を飲みたい時もある。

お昼時の吉祥寺の珈琲店はどこもにぎやか。

そんなときに見つけたのがこのお店。

「パレント」手前の西側路地に

目立たない看板で「月波珈琲紅茶店&Bar」

ひとけなく営業中か心配しながら、

お店のドアをそーと開け、

お客のいない店内に「珈琲、いただけますかあ」

奥から「どうぞう」

ご婦人のネルドリップで丁寧に淹れてくれた珈琲。

豆を育てた人にも、ピッキングの人にも、煎った人にも

感謝したくなるような味わい深くいい味。

静かな店内でただ一人、

時の流れさえも消えてしまいそうな

ぜいたくなひととき。

店を出るときは、

自然に、心から

ありがとうございました!

 

以上のお店は、

いずれも「パレント」のすぐ近くです。

珈琲のお好きな方には、

ご自分の好みでどのお店を訪ねても

何かを感じさせてくれるお店だと思います。

 

また私の知らない素敵なお店もたくさんあるでしょう。

どうぞ、吉祥寺の珈琲店であなただけの特別な時間を

お楽しみいただけることを祈っています。