心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

2013-01-01から1年間の記事一覧

No.46 雪輪桜Ⅰ~Ⅲ

お正月に見た『和の職人展』で江戸小紋の美しさ、中でも『雪輪』に魅せられてしまいました。それからずっと雪輪に桜と麻の葉をモチーフにした行灯を作りたい…と思っていました。 雪輪桜Ⅰ ラインの美しいクリアガラスと和紙のような風合いをもつヤカゲニーの…

No.45 桜うさぎ

里山に 春が やってきました。白い花、黄色い花、青い花が咲いて待ちに待った 桜が 満開になりました。まだ少し 冷たい風の中にも やわらかな春の香りがします。 うららかな陽射しを いっぱい浴びながら、空を眺めて しばし和むことにしましょ。心も 身体も …

No.44 白樺小品展が始まりました

お店中央の棚に灯り11点を飾りました。 棚の上段は店長さんが作ってくださいました。 桜をモチーフにした灯りが多く、妻は「同系色ばかりで、どうかな?」 私は「この季節に合ってるよ」 変えずにそのままです。 入口横に小物を並べました。 天使、チャーム…

No.43 白樺小品展 「春に咲く」に向けて

春らしい4つのキャンドルホルダーです。 「桜とうさぎ」「アズマイチゲとセツブンソウ」「イチゴ」「蝶」 コーヒーショップ白樺での妻の小品展は3月12日から。 つくりたいと言っていた何種類かの作品ができあがりました。 ホッとしていました。仕上がるまで…

No.42 新作「花の小皿」

妻は「白樺」の小品展に向けて何種類かの小品を作りました。 そのうちの一つが「小物入れ」 「小物だって、いいガラスで作りたい」 そう言って妻は、世界で最高のガラスを使ってつくったのが上の作品です。 左側はドイツのランバーツ社、右側はアメリカのフ…

No.41 保育園の「にんぎょう展」で

娘の友達のお父さんが園長をされている保育園の「にんぎょう展」に 妻の「苺の灯り」を飾ってくれました。 この「にんぎょう展」、案内状に 「世界中のこどもたちが幸せになるように平和を願い、また、男女平等に等しく尊び合い、大事に暮らし会えるように、…

No.40 2010年 白樺作品展の思い出

人々がステンドグラスを もっと身近のものとして楽しむようになってくれれば・・・ ガラスのぬくもりをからだで感じていただければ・・・ 毎日の生活の中で手作りの良さを感じていただけたら・・・ そんな願いから、 妻はこの年の白樺作品展用に30人の「天使」をつ…

NO.39 ステンドグラス小品展「春に咲く」 ~案内状~

福寿草が静かに春の訪れを告げる頃になりました。 *あとりえ 悠* は、3月12日よりコーヒーショップ白樺でステンドグラス小品展を開きます。 (妻が秩父にて撮影 2006年) コーヒーショップ白樺の店内には いつも美術愛好家の作品が展示されていて、 お客さ…

No.38 薔薇のウェルカムボード

初めて製作する結婚式のウェルカムボード。大きな薔薇の花があしらわれたふんわりしたドレス。長いトレーン。そこに丁寧に縫い付けられたパール付アップリケとレース模様…美しいウェディングドレスからイメージしたデザインです。 大切な日に身にまとうドレ…

NO.37 八ヶ岳のパネル

現地でスケッチを始めてから約3カ月、途中原画よりカットを減らし322ピースで完成。 納める前の日、出窓に置いて一日眺めていました。 「昼下がりの陽射しを受けて」 「夕陽を受けて」 「夜、照明を受けて」 最後までラインやガラスを迷いに迷った空と雲でし…

No.36 「八ヶ岳のパネル」製作中

「製作中のパネル」 長野八ヶ岳原村の別荘に入れるステンドグラスのご依頼をいただきました。ご依頼主さまの故郷である長野に終の棲家として建てられるお家で、こだわりの注文住宅です。東京でお打合せの後にすぐ現地を見たくて、9月の半ばに依頼主さまと一…

No.35 椿の灯り

2010年のお正月、一念発起して絵付けの講習会に行きました。ご縁のある八田大輔先生の三日間の講習でした。椿を描きました。「このデザインでガラスを組んでみてもいいですね。」という先生の言葉に「作ってみます!」とお返事しました。 それから1年後、八…