鷺草の鉢、芽を出したのよ。
妻に教えられ、
数えたら、3つ、4つ。
鷺草栽培は難しいと聞いていたが、
よく芽をだしてくれたものだ。
鉢をくださった方は
妻にホタルブクロなど野の花4種の入った作品を頼まれた方。
パレントでの「あとりえ 悠」フェアに鷺草の作品を見に来られた時に
重い鉢を抱えて・・・
ほっといても咲くわよ、とおっしゃっいました。
今、
芽、出ましたよ。
昨年6月頃から、
妻と鷺草行脚。
鷺草に夢中になって妻は足をくじいて全治3か月。
その間集中力を高めて、「鷺草のパネル」を制作。
そして、次は「鷺草の灯り」と言っていましたが、
ようやくできました。
妻の鷺草のサギは、
私には、みな、空を飛んでいるように見えます。
外出もままならない足を痛めた頃の想いを見るようです。
あっ、いや、やはり常盤姫の無念さですね。
※常盤姫とサギソウ参照
No 98 「サギソウ伝説」と「試し彫り」 - 心に灯るあかり *あとりえ 悠*
・・・以下、制作した妻の文章です・・・
亡きお父さまの思い出に鷺草の作品をご依頼してくださる方にお見せしたくてパネルの雰囲気をそのままに小さな灯りを作りました。
緑と黄色とブルーの混じったストリーキーのアンティーク被せガラスは一枚の板の中で被せの厚さが異なり濃淡がありました。
草叢に白い鷺が舞っているような様を濃い色のガラスに、すらりとした鷺草の姿を薄い色のガラスに二面ずつ彫りました。
合わせるガラスはミソハギ(禊萩)や葦などが生える湿原をイメージして白を被せた柔らかな茶色二色とラベンダー、グリーン、濃淡のブルー、ホワイトのガラスを入れました。
天井は草叢と空、雲をイメージしたガラスで花模様につくりました。
・・・以上・・・
~パレントでの「あとりえ 悠」フェアにお越しいただき、ありがとうございました~
4月18日と19日にお越しくださった皆様
お忙しい中、わざわざお越し下さいまして、
ありがとうございました。
妻共々、心より感謝申し上げます。
(2015.4.27 記)