恥ずかしいことに、30年住んでいるこの街に、
私と妻は、市民文化祭というものがあることを
知りませんでした。
COFFEE SHOP白樺の店長さんにお声かけいただいて、
その市民文化祭美術作品展に妻は出展を決めました。
会場入り口が暗いので、
ステンドグラスの灯りで人々を会場に誘いたいとのことでした。
16日のオープン少し前,
作品の展示を少し変えたくて、二人で会場に行きました。
ちょうど店長さんが高い梯子の上で、
熱心に作業をされていました。
ジーンときました。
何でも今回の市民文化祭の絵画部門開催の危機に、
大事な発表の機会をなくしてはいけないと
店長さんは自ら動かれたようです。
美術作品展は公募応募者一桁から、
店長さんの働きかけで、112名になりました。
当日は、店長さんの熱意にこたえるような力作が
会場に並びました。
展示初日夜のレセプションにどうぞ、
と店長さんに誘われ、二人で出席しました。
会場は市長ほか市の関係者、市の文化サークル団体代表者で
大賑わいでした。
参加者の平均年齢の高さは少し気になりましたが、
一つのことに打ち込むもののある方々の心意気にふれて、
参加した私たちもまたエネルギーをいただきました。
今回の市民文化祭美術作品展出展は、
自分の住む街の文化活動を知ることになりました。
また美術を愛する人々にふれる機会にもなりました。
お声かけてくださった店長さんにとても感謝しています。
明後日の搬出は、知り合った皆さんと一緒に汗を流します。
楽しみが一つ増えました。
(2015.10.17 記)