心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.132 初めての市民文化祭

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恥ずかしいことに、30年住んでいるこの街に、

私と妻は、市民文化祭というものがあることを

知りませんでした。

COFFEE SHOP白樺の店長さんにお声かけいただいて、

その市民文化祭美術作品展に妻は出展を決めました。

会場入り口が暗いので、

ステンドグラスの灯りで人々を会場に誘いたいとのことでした。

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16日のオープン少し前,

作品の展示を少し変えたくて、二人で会場に行きました。

ちょうど店長さんが高い梯子の上で、

熱心に作業をされていました。

ジーンときました。

何でも今回の市民文化祭の絵画部門開催の危機に、

大事な発表の機会をなくしてはいけないと

店長さんは自ら動かれたようです。

美術作品展は公募応募者一桁から、

店長さんの働きかけで、112名になりました。

当日は、店長さんの熱意にこたえるような力作が

会場に並びました。

 

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展示初日夜のレセプションにどうぞ、

と店長さんに誘われ、二人で出席しました。

会場は市長ほか市の関係者、市の文化サークル団体代表者で

大賑わいでした。

参加者の平均年齢の高さは少し気になりましたが、

一つのことに打ち込むもののある方々の心意気にふれて、

参加した私たちもまたエネルギーをいただきました。

 

今回の市民文化祭美術作品展出展は、

自分の住む街の文化活動を知ることになりました。

また美術を愛する人々にふれる機会にもなりました。

お声かけてくださった店長さんにとても感謝しています。

明後日の搬出は、知り合った皆さんと一緒に汗を流します。

楽しみが一つ増えました。

(2015.10.17 記)