心に灯るあかり *あとりえ 悠*

*あとりえ 悠*は妻・一ノ関悠子の小さなステンドグラス工房。妻のつくった作品を写真と文章で紹介します。ステンドグラスのよさが伝えられたら幸いです。

No.77  2013年総集編その2 ~感謝を込めて~

“テレビから除夜の鐘の音が聞こえる。”

と打ち始めた総集編その2。

気が付いたらもうじき七草がゆ・・・

ここは、あらためまして

 

明けまして おめでとう ございます。

どうぞ 今年も よろしく お願い致します。

先ずは、ご挨拶を申し上げます。

 

2013年、妻には忙しい一年でしたが、案外元気に過ごせた。

私には、ステンドで忙しいことが妻の元気のもとのようにも見える。

ステンドをつくって、人に喜んでもらう。

妻には人に喜んでもらえることが生きるエネルギー。

忙しいのはその機会が多かったということだろう。

 

皆様のお蔭です。

感謝申し上げます。

 

では、総集編その2をご覧ください。

 

(総集編その2は、No.55~No.75です)

 

No.55 野の花のキャンドルホルダー 

f:id:you3113:20130608154028j:plain

 この春、節分草と東一華をモチーフにしたキャンドルホルダーをご覧になった方から
「この花も一緒に彫ってほしいの」と渡されたのがカタクリとホタルブクロの植物画の絵葉書・・・

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/06/11/233331

 

 

No.56 お誕生日記念ランプ~桜・うさぎ 

f:id:you3113:20130623212220j:plain

 

野の花洋燈「節分草と東一華の灯かり」をご覧になった方から
無事出産を終えられた奥様へのプレゼントにと同様の灯りをとご依頼。
新しい命の誕生、その命をはぐくむ若いご夫婦にふさわしい灯りづくりに妻も生き生きと嬉しそう。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/06/25/173201

 

 

No.57 紀の国和歌山~ちょっとした一言から~ 

f:id:you3113:20130701191848j:plain


4年前、妻が眼の検査で「目を使う仕事なので心配で」と答えたら
「失礼ですが何のお仕事をされているのですか?」

和歌山のパネルをつくるきっかけだった。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/07/03/000124

 

 

No.58 海の作品「夏色の海」・「碧生~あお」 

f:id:you3113:20111231134247j:plain

 被災地のことや被災された方のことを思うと

ステンドグラスをつくることに疑問を感じたり、安穏と生活している自分に罪悪感を覚えたりして

製作を断念しそうになりました。 

f:id:you3113:20111003124955j:plain

 http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/07/19/003429

 

 

 No.59 雪うさぎ       

f:id:you3113:20130729234148j:plain

街には春が訪れてきましたが、
森はまだ一面真っ白な雪に埋もれています。
http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/07/31/221310

 

 

No.60 紀の川~薔薇文様のパネル~  

f:id:you3113:20130814142814j:plain
初めて訪れた和歌山。紀ノ川、粉河寺、桃畑、みかん畑、万葉集につながる地や黒江漆器、、、
殊に高野山での衝撃は大きく、、、天野神社の舞楽装束の美しい刺繍が心に深く刻まれました。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/08/14/185656

 

 

No.61 コッツウォルズの蜂蜜色の家 

f:id:you3113:20130830235052j:plain

 「ピーター・ラビット」の著者ミス・ポターの守ろうとしたイギリス人の「心のふるさと」と言われるコッツウォルズ地方の自然。その自然と溶け合う蜂蜜色の家々。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/08/31/235608

 

 

No.62 第3回個展に向けて~初めての個展のとき~

f:id:you3113:20090507163405j:plain

 「一生で一度、最初で最後の個展だから」と言っていた妻。

一生で一度の個展かあ。

息子は案内状をつくり、、、娘は仕事のやりくりをして、、、

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/09/15/233232

 

 

No.63 青い葡萄のパネル&灯り 

f:id:you3113:20130317105800j:plain

ご依頼主様は葡萄が好きな方で、葡萄柄の信楽焼きの洗面鉢をご用意されたとの事でした。見せていただくととても品の良い美しい信楽でした。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/09/23/223910

 

 

No.64  赤い葡萄の灯り

f:id:you3113:20131002220226j:plain

 

緑色と紫色という大好きな色の組み合わせは、本当に美しく、つくっていて癒されました。

http://blog.hatena.ne.jp/you3113/you3113.hatenablog.jp/edit?entry=11696248318758360840

 

 

No.65  レンゲショウマ(蓮華升麻)の灯り

f:id:you3113:20130824102156j:plain

7年前、御岳山でレンゲショウマを見て、妻はレンゲショウマのとりこになった。

 http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/10/18/230003

 

 

No.66 レンゲショウマ(蓮華升麻)の灯り その2

f:id:you3113:20131023234816j:plain

 

ぼんぼりのような花、小さく見えるしべ、まあるい蕾、ぎざぎざの葉。

深い森の緑の中に輝くように浮き上がる花と蕾たち。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/10/26/004127

 

 

 

No.67 第3回個展御案内状 

f:id:you3113:20131104145117j:plain 

f:id:you3113:20131105234230j:plain
「もう逃げ出せなくてマラソンを走る覚悟ができたって感じかな...」
改めて妻の個展へのプレッシャーの大きさを知った。

ゴールはまだ彼方。無事にたどり着けるよう祈るばかり。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/11/06/195007 

 

 

No.68  うさぎシリーズ 

f:id:you3113:20131107233154j:plain

「秋~森に佇む~」
そして「これはね、うさぎさんがね・・・」と何やら楽しそう。
その物語は尽きない。妻の作品にはうさぎがよく登場する。
http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/11/10/205347

 

 

 No.69 紀の川~薔薇文様の行灯 

 f:id:you3113:20131116191349j:plain

8月に和歌山にお納めした「紀の川~薔薇文様のパネル」は妻も私もとても気に入っていた。お納めした翌週から、妻はほぼ同じデザインの行灯をつくり始めた。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/11/18/232900

 

 

No.70  小さな行灯~クレマチス 

f:id:you3113:20131124152534j:plain

 何十年経っただろうか。
妻のつくるステンド作品に私は今でも「祈り」を見る。
変わらないんだな。
ここまで変わらないのもすごいと思えるようになった。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/11/26/012409

 

 

No.71  第3回個展準備

f:id:you3113:20131205040815j:plain

「よく準備が間に合ったね。」

そう言いながら、会場への搬入と会場設営を終えて帰った。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/12/05/032900 

 

 

No.72  第3回個展2日目

f:id:you3113:20131205182124j:plain

個展の二日目が終った。

二日間とも、開場前からお並びくださる方がいらっしゃるのに

妻と私の「今日こそは早めに」ができない。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/12/07/030944

 

 

No.73  うさぎシリーズのミニランプ&個展のお礼

f:id:you3113:20131125104818j:plain

個展が終わった。

大勢の人に観てもらえた。何かを感じてくれた人がいた。

嬉しい出会いがあった。また観たいと言ってくれた人がいた。

妻には十分な言葉だ。

http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/12/12/222909 

 

 

No.74 吉祥寺Palんette(パレント)のX'mas

f:id:you3113:20131213195641j:plain

Paleんtteさんに「個展終了のあいさつ」の電話で

世の中、クリスマスだと知らされた。

急いでクリスマス用の作品をまとめてPaleんtteさんにお届けした。http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/12/17/001818

 

 

No.75  ココペリのまあるいランプ

f:id:you3113:20131122165836j:plain

妻のステンド作品でココペリを知った。

そこにあるのは永遠に変わらない私たち人間の願いだ。http://you3113.hatenablog.jp/entry/2013/12/22/203635

 

 

《終わりに》

この一年を振り返り、妻が大勢の人々に支えられ、励まされてステンドグラスを続けて来られたことに心より感謝申し上げます。

今後も妻が人に何かを感じてもらえる作品を作り続けていけるよう、

ささやかながら応援できたらと思っています。

皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(2013.1.5 記)